早稲田祭に出演「敵は誰?」の質問に私、田嶋先生、上西さんの答えは?

水野 ゆうき

こんにちは、千葉県議の水野ゆうきです。

昨日は早稲田大学の学祭『早稲田祭』の講演会に登壇してまいりました。

既にスポーツ紙などにも報道されておりますが、登壇者3名のメンバーが田嶋陽子先生(元参議院議員・津田塾大学先輩)と上西小百合さん(元衆議院議員)と私・水野ゆうき(現職千葉県議)でしたので、どんなディスカッションになるんだろう、と少し怯えながら(笑)の出演でした。

まずは、我孫子市から多くの方々がお越しくださいましたこと、心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。
とても心強かったです。

会場は満員となり、私からは現職地方議員として国政と地方政治の仕組みの違いや地方議会及び選挙において無所属で活動することのメリットやデメリット、女性議員が少ないことの理由に選挙制度の問題があることや女性政治家のゴシップにより女性がなりたいと思う仕事ではなくなっていること、そして主に主権者教育の重要性について、ご質問いただいた政治的中立のあり方も含めてお話しをさせていただきました。

スポーツ紙では今回の講演会で上西さんが言及した不倫やご自身がお付き合いされている方のこと、国会議員のファッションに対する持論などが報じられているとのことですが、私はスキャンダルやゴシップ関係は政治に関係がないこととして基本的に発言は一般論にとどめて、なるべく控えさせていただきました。

また、ディスカッションの中で私は政治家になる前にBSフジ「プライムニュース」の仕事をしていた、というお話しをさせていただいたのですが、この講演会後に上西さんが今度出演したい番組名を「プライムニュース」と取材でお答えしたそうです。そうだったのですね~!

田嶋先生は大学の先輩と後輩という関係もありまして、終始、和やかに進めることができました。ありがとうございます。

特に印象的だったのは「結局、敵は誰?」という最後のテーマ。

上西さんは「女の敵は女」、
田嶋先生は「男性が作り上げてきた女性が活躍しにくい社会」とし、
私からは「表面的には女の敵は女という理屈もわかるし、そういう風にならざるを得ない環境となっている社会であるということも理解できるが、とどのつまり、性差に関係なく人間の感情(つまりは嫉妬)だと思う」
とお話しさせていただきました。

というのも、私は海外で小中を過ごしてきましたが、「人の良いところを素直に認めて褒める」という文化で育ってきているために、家庭の中でも人をうらやましがるということよりも自分・相手の長所を伸ばす、という教育を受けてきました。認め合う社会になれば攻撃したりするということもないですし、「敵」という概念が薄まると思うんです。
文化の違いなども含め複雑になっている日本の社会的な面を挙げさせていただきました。

今回の講演会は色々と考えさせられる各テーマでした。
皆様、お疲れ様でした。

そしてかなり疲れたわたし・・・終わりはこんな表情(笑)

ふ~・・・。無事に終わった・・・。

終了後は友人のおときた駿都議の「小池都政の光と影」と題した講演会へと向かいました。
早稲田大学では政治が盛んですね!
私のパネルディスカッションにも奥様の三次ゆりか区議とともにお越しくださいまして、嬉しかったです。

おときた都議の講演会、かなりの来場者で、都議会と都政について、とてもわかりやすく解説で、プレゼン能力の高さはいつも勉強になります。

終了後、控室で合流し、早稲田大学政治経済学部出身のおときた君に案内してもらい、みんなで学祭を楽しみました。


編集部より:このブログは千葉県議会議員、水野ゆうき氏のオフィシャルブログ 2017年11月4日の記事を転載しました(タイトルは編集部改稿)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、「水野ゆうきオフィシャルブログ」をご覧ください。