ビジネスやプライベートで飛行機に乗る場合、国内の短距離ならエコノミークラスを利用することが多くなります。
空港でフライトの搭乗案内が始まった時いつも不思議に思うのは、なぜエコノミークラスに行列をしてまで早く席に着きたいかと言うことです(写真)。
エコノミークラスの機内に早く入ったところで、座席は既に決まっていますし、出発時間も、最後に乗った人と同じ時間です。
私は、エコノミークラスの利用の場合は、いつもラウンジや、待合室でギリギリまで待って、出来るだけ最後に機内に入るようにしています。
その方が狭い機内に閉じ込められるストレスの溜まる時間を少しでも短くする事が出来るからです。
ビジネスクラスの場合はシートによってどうするかを決めます。エコノミークラスに毛が生えたようなチープな座席の場合は、同じようにしますが、フルフラットの座席の場合は、早めに機内に入るようにします。早く行った場合の搭乗前のチェックもビジネスクラスは別レーンでスムースに入れ、機内も人が少なく、通路で待つことなく直ぐに席に付けます。出発まで座席をフラットにして、寝転がりながら、ウェルカムシャンパンサービスを受ければ快適です。
エコノミークラスで、先を争う理由の1つは、荷物の収納場所がなくなってしまうのが困るからかのかもしれません。しかし、これも後から乗って荷物を入れる場所がなかった場合、キャビンアテンダントが対応してくれます。無理に押しこまないで、通路に置いておくと彼らが必ず収納場所を探してくれるのです。
このように考えると、エコノミークラスに行列をして早く席に着こうとすることには全く意味はないように思えます。それとも、何か私が気がつかない盲点があるのでしょうか?
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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2017年12月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。