狭量さが表に出過ぎた立憲民主党の驕り

早川 忠孝

立民党・福山幹事長(ツイッターより:編集部)

立憲民主党の幹事長は衆議院から出された方がいい。

個人的な怨念で立憲民主党に道を誤らせようとしているように思えてならない。

希望の党の人がこの方に何か意地悪をしたとか、この方の足を引っ張るようなことをした、などということは一度も聞いたことがないのだが、希望の党とは政策も理念も相容れないから三党の統一会派構想など検討する余地もない、と民進党の提案にけんもほろろの応対だったようだ。

まあ、参議院の民進党がこの方の参議院民進党会派入り要望を冷たく突き放したことがある、ということから、今度は自分の方も冷たく対応する、ということなのだろうが、如何にも子どもっぽい。

勿論枝野代表と十分打ち合わせた上での応対だとは思うが、人情の機微を心得ておられないようで、私から見れば実に拙劣な応対だということになる。

如何にも民進党を見下したような応対になっており、民進党ひいては希望の党と決定的な対立を招いてしまうような行動だ。

ちょっと狭量さが表に出過ぎている。
驕り過ぎではないだろうか。

清濁併せ吞む、という言葉をご存知ではないのかしら。

自民党の二階幹事長のように振舞え、とは言わないが、どうも狭量に過ぎる。
公党からの正式の申し入れに対しては、結論はともかく、礼を尽くして対応するのが日本の文化だと思うのだが・・。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年12月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。