郵便局がパンクしているようなので、年賀状は控えさせて頂きます

駒崎 弘樹

パンク寸前の郵便局、現場で働く人たちから続々と悲鳴

このような悲惨な状況になっているということから、年賀状については(今年も)控えさせて頂きたいと思います。

そもそも、年賀状の役割は、日頃お会いできない方々に、近況をご報告し、交流を温めることだと思います。

一方で、昨今の情報技術、特にSNSの発達によって、日々近況報告をリアルタイムで行えている今、年賀状自体の意義を考え直すべきだと思っています。

特に、お正月に働かなくてはいけない郵便局員の皆さん、そしてその家族の皆さんのことを考えると、無理して出さない方が、むしろ社会にとって良いのではなかろうか、と。

そういうわけで、物流業界で働くひとびとへの負荷低減と、紙資源の消費削減による環境保全を優先してまいりたいと思います。
ご理解いただけますと幸いです。

その代わり、これからもSNSやブログ等で積極的に日々の考えを発信し、また皆さんとの交流を温めてまいりたいと思います。
良いお年をお過ごしください。


編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2017年12月29日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。