こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
本日は「北区成人の日祈念式典」に参加しています。卒業式と並んで、毎年参列させていただくのが楽しみな催しの1つです^ ^
しかし自分が新成人の時、区長や議長が誰だったか、何をスピーチしてもらったのかまったく覚えてないな…若者たちの記憶に残るメッセージとは、どうやったら残せるのだろう。 pic.twitter.com/oVH7tgvtES— おときた駿(東京都議会議員 /北区選出) (@otokita) 2018年1月8日
今年も成人式の季節がやってきました。またこの場に議員として、来賓として参加できることを嬉しく思います。
毎年ちょっと感傷的なことを書きたくなる日なのだけど、昨年は新成人には「謝罪」からメッセージを伝えるべきだなんてことを書いていたようです。
待ち受ける少子高齢化と財政危機。新成人たちに掛けるべき言葉は何か?【ほぼ雑談】
http://otokitashun.com/blog/daily/13902/
今年も来賓として登壇する区長や議長などのスピーチを聞きながら、あれこれ考えまして。
「これからの社会を担っていくのは君たち若者」
「選挙などでどんどん政治に参加をして、意見を届けて欲しい」
などのメッセージはもちろん大切ではあります。一方で、やっぱり若者に過度な期待と重責だけを押し付ける気にもなれないのです。
どうしてもこの20年間を振り返れば、「平成不況」という事実を避けて通ることはできませんし、未だに高度経済成長期に作り上げた幻想と構造から脱却できず、若年層や将来世代にツケを送り続けているのがわが国の現状です。
であれば、若者が政治参加をするのは社会を支えるためだけではなく、自分たちに正当な権利と力を取り戻すためでもあります。
明らかに不適当で偏った政策投資や予算の規模を是正し、「世代間の支え合い」によって若者が不当に搾取されるのではなく、「世代内の支え合い」という新しい社会のあり方を提起していかなければなりません。
そのために、立ち上がれ若者よ!!
…なんてアジテーションするつもりはありませんが、若い人には「社会を支えて欲しい」というのではなく、「(これまでの世代が歪めてしまった)社会を作り直すための力を貸して欲しい」というメッセージを送るのが、わたしたち世代のあるべき姿かなあなんて今年は感じましたとさ。
毎年地味に楽しみにしている「20年前の出来事、流行語」の展示。1998年の「スマイリング・コミュニスト」とかまったく覚えてなくて、ググってみたらガチで共産党の不破哲三さんのことでした…。湯川専務は覚えてますぞ!セガサターン! pic.twitter.com/XCiU41EsGS
— おときた駿(東京都議会議員 /北区選出) (@otokita) 2018年1月8日
あっという間の20年。1990年台はインターネット黎明期、情報化社会がすべてを変えていく時代でしたが、今年からはブロックチェーンが新たな革命を起こす予感がします。
新成人の皆さまとともに、新しくより良い社会を創り上げていけるよう、私も全力で邁進してまいります。
改めて、成人本当におめでとうございます!
それでは、また明日。
編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏(北区選出、かがやけ Tokyo)のブログ2018年1月8日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。