元IT副大臣53歳のセカンドスクール(15)長い夜になってしまって…

「長い夜になってしまって・・・」

衆議院議員になって以来、24時就寝、5時起床。最低5時間の睡眠を確保することに努めてはみたけれど、それも難しかった。毎日寝不足で、ベットに入れば1分で眠れたし、電車に乗つて座れば、心地よい揺れで直ぐに寝てしまう。落選後も、やってることは異なるけれども24時就寝、5時起床は変わっていない。寝つきが早かった僕が・・・。

コザに来て1時間睡眠時間を増やし24時就寝、6時起床を日々のスケジュールにした。最初は1時間、睡眠時間を増やすことに体を慣らしてきたけれど、最近、夜、寝つきがあまりに悪い。つまり、寝れないのです。1日中、パソコンとにらめっこ、頭の中はプログラム言語でごちゃごちゃ。脳が体について来れないのかもしれない。あるいは、体が脳についてこれないのかもしれない。宿泊先のゲストハウス・キャサリンとスタートアップカフェ・コザ、買物先のスーパー、全部足しても1日歩く距離は500メートル。ケガや入院以外に、過去にこれほど歩かなかったことはない。

衆議院議員の時ですら、議員会館、本会議場、委員会室、自民党本部と何往復も、それも駆け足で移動していた。議員会館の地下には移動する為の「動く歩道」も設置されているけれど、その上を走っていたくらいです。

解決策としては、体を動かし、体の疲労感をセットにしないと寝れないと思って朝のジョキングをスタートしたのです。もともと、コザでの1日スケジュールには入れてましたが、12月21日のアイスホッケーの試合で左足の親指を痛めて、走ることが出来なかったです。1か月だって、ようやく痛みもとれてきたので、ジョキングのスタートです。ジョキング用の愛用シューズもようやく登場です。

子供の小学校受験の時、読んだ本にこう書いてありました。覚えたことは寝ている間に整理され身になると。大人も同じ事と捉えるならば、適切な睡眠は頭の整理時間ということになります。だからこそ、早寝、早起きに限ると。53歳の体で徹夜すると2日間くらい、調子が悪くなる。決して効率的ではありません。その年齢と体にあった時間の使い方、効率性を探し求める必要があると思います。

今日の授業は、昨日の日本語をプログラムにする課題の答え合わせです。結局、今日の午前中も、授業の前半部1時間半もチャレンジして、出来ずにギブアップです。答え合わせが始まり、講師の先生がプログラムの書いてあるシートをスクリーンに映し出すと、見れば「あーそうだ」という思いになる。自分では思いに至らない。でも、悩み続けたことによって、何処をどうすれば良いのか、悩んだ末の理解は頭にすーっと入ってくる。なるほど、だから先生は「頭が痛くなるほど悩んでみて」と言ってたんだ。

今日は必ず24時就寝としよう。でも、明日から「Python(パイソン)」という新しいプログラム言語が始まるのです。予習をまだ終えていないので、24時には寝れないかも・・・。

 

次回は「漢字ドリルの復活だ!」


編集部より:この記事は元内閣府副大臣、前衆議院議員、福田峰之氏のブログ 2018年2月4日の記事を転載しました。オリジナル記事をお読みになりたい方は、福田峰之オフィシャルブログ「政治の時間」をご覧ください。