平昌視察:五輪視察は「開催後」にも行った方がベター

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

メインの平昌視察が終わり、最終日は夕方の飛行機までソウル市内オリンピック関連施設を見学。

1988年ソウル五輪の「レガシー」である、オリンピック公園に併設されているオリンピックミュージアム。

展示内容は立派なものの、日曜日の昼間でガラガラだったので、完全に運営は赤字でしょう…。歴史を伝えるのは重要ですが、ハコモノ運用は本当に難しいですね。

 

民間企業が企画しているライブサイトブースはなかなかの盛況でした。やはり、盛り上げのためにも運営費削減のためにも、民間とのコラボが重要になりそうです。

モダンな作りのソウル市庁舎。日曜日ではあったものの、1階だけは入れました。市議会議事堂が見れずに残念!

何だかやたらと警察が入り口にたくさんいて、何事かと思ったら北朝鮮関係者と思われる一団がエレベーターから出てきてすれ違うなど、謎に貴重な体験はできましたとさ^^

その後は飛行機が遅れるなどして22時前に東京に到着しまして、なかなか盛りだくさんな二泊三日の視察でありました。

ただやはり感じたのは、五輪の視察は終わった後「にも」来るべきだな…と。

本番中は当然のことながら、平昌市長や五輪準備の担当者など、行政サイドの方々に会ってお話を伺うことはできません。

セキュリティなどの運営の「裏側」を見たり、事情を聞いたりすることもできませんでした。

今回の視察はいわゆる「観客目線」に終始したのであって、行政的な観点で視察をするならやはり、本番が終わって先方が対応できる時期に来ることが良いでしょう(費用も安いですしね)。

もちろん、本番中に観客視点で知見を得ることも非常に有益ですので、2回来るというのがベストなのだろうなと思います。

だったら準備段階にも視察に来たほうが良いとか、言い出したらキリはないのですけど(苦笑)。

実際に大会後にもう一度現地まで行けるかどうかはわかりませんが、何らかの形で関係者から大会終了後のフィードバックをもらう機会を得たいなと考えています。

20名を超える大人数で海外視察に来たのは初めてでしたが、様々な会派の議員たちと意見交換をする貴重な機会となりました。

東村団長、小山事務局長を始めとする視察団の皆さま、本当にありがとうございました!

視察の内容やそこから得た知見などについては、今後も折に触れて情報発信をして参ります。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏(北区選出、かがやけ Tokyo)のブログ2018年2月12日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。