夕日の町・静岡県西伊豆町へ。静岡県で最も高齢化が進んだ町(48%)で、最も若い町長(昨年就任時39歳)が奮闘しています。
伊豆漁協が運営する「沖あがり食堂」の名物は、「いかサマ丼」。どんなインチキされるのかな?と思ったのですが、刺身と酢漬けのイカ、そして夕日に見立てた卵黄。良心的な値段で、とても美味しかったです。
いか、イカ、烏賊。
愛媛県今治市の道の駅「さいさいきてや」のイチゴ、宇都宮の餃子・・・のように、「あそこに行けばこれが食べられる!」というイメージはとても大事です。
⇒ 絶対にやってはいけない自治体PR「温泉と食事の街」「緑あふれる町」
そして「いかサマ丼」というユニークなネーミング。
⇒ 唐池恒二さんの『鉄客商売 JR九州大躍進の極意』で改めて感じた「コンセプト」と「ネーミング」の重要性
鉄板の大漁旗で気持ちが高まり、これは、流行るわけです。
前の鹿児島県長島町(東シナ海・八代海)、今の愛媛県(瀬戸内海)とお魚がとても美味しい地域に住んでいますが、静岡県(駿河湾)のお魚は一味違いました。
山を越えれば独自の文化、歴史、景観がある日本。
全国を訪ね歩いて10年ですが、まだまだ知らない魅力がたくさんあります。
沖上がり食堂のホームページは、こちら。
<井上貴至 プロフィール>
<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち」
学生・卒業生への熱いメッセージです!
<井上貴至の提言>
間抜けな行政に、旬の秋刀魚を!
編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2018年2月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。