審議入りの条件が整っていない、などと言って野党の皆さんは審議拒否を続けられるようだが、まあ、こういうことはお止めになった方がいい。
審議拒否くらいしか方法がない、ということだろうが、折角自分たちに与えられた審議時間を放棄してしまうようなものだろうから、私から言わせれば実に勿体ないことをされている。
衆議院と参議院に決済済み文書改竄問題に関する特別調査委員会の設置を求めるくらいの攻勢に出た方が遥かに国民にアピールすると思うのだが、一方で審議拒否しながら他方で特別調査委員会の設置を要求する、というのはどうにもおかしい。
まあ、野党には野党の言い分があるとは思うが、審議拒否が得策だとはどうしても思えない。
もう少し知恵を絞られたら如何ですか、と申し上げたいところである。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年3月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。