『プロフェッショナル』になるための条件

プロフェッショナルとは?

私は『プロフェッショナル』という番組が大好きです。将来、出演したいナンバーワン番組だと、おこがましくも思っています(笑)

職人に強い憧れを抱きながら、私のビジネスにおけるアピールポイントは専門性ではなく、マルチプレイヤー・ジェネラリストであることなのです。「こんな仕事受けられるか!」という気質に憧れながら、現実の私は「何でもやりますよ!」と言えることが売りなのです。残念ながら、好きなものが自分に向いてるとは限りません。

それでは、私が考えるプロフェッショナルについて述べたいと思います。
『期待に応えるのがプロ』

ここでいう「期待」とは、仕事のみならず、様々な場面における「期待」も含まれます。私はFC岐阜社長時代に、何人もプロサッカー選手を見てきました。その中には、残念ながらプロとは呼べない選手もチラホラいました。ファンサービスの態度やスタッフへの対応、練習前後の取り組み姿勢など、私から見て「それでもプロか?!」と思う場面がしばしばありました。

ここでひとつ、当たり前のことを改めて示します。
『プロかどうかは周りが決める』

会社で置き換えて考えてみましょう。
突然ですがクイズです。
新しく設立した会社の10年後の存続率は何%でしょうか?

A.80%
B.50%
C.30%
D.5%

正解は5%です。ビックリでしょ(笑)

社長は経営のプロのはずです。それにもかかわらず、10年持つのはわずか5%のみです。なぜこうなるのでしょう?理由は2つ考えられます。

1.会社が扱っている商品が、周りに必要とされないから。
商品が売れなければお金が入りません。お金が無くなれば会社はつぶれます。

2.社長に商品の知識しかないから
会社経営には、資金管理、広告宣伝、法律知識、人を動かす力など多くの視野が必要です。素晴らしい商品だけあっても、それだけでは駄目なのです。

1と2をサッカー選手に置き換えてみましょう。サッカー選手の商品は、サッカーの技能です。認められればプロ契約、認められなければ戦力外通告。決めるのはクラブです。また、サッカーのことしか知らない『サッカー馬鹿』では、プロとして扱われる期間は長くはないでしょう。

巨人軍は常に紳士たれ
私はどちらかと言われればアンチ巨人ですが、この言葉には両手を挙げて同意します。巨人の選手は、社会人として、人として模範でありなさいという不文律です。是非ともプロ選手に持って欲しいです。

ちなみに、どうしても他のことが嫌な人!
期待に応えるのがプロなら、期待を超えるのは何者でしょう?私はそれを『スーパースター』と呼ぶのだと思います。

ここまでこれば誰も文句言いません。頑張ってください。というか、『プロフェッショナル』に出演される方は、スーパーヒーローかつ人格も素晴らしい方ですね。

失礼しました。

株式会社まんまる笑店
代表取締役社長
恩田聖敬

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この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏(岐阜フットボールクラブ前社長)のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2018年4月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。