少し前になりますが、「日本自治創造学会第10回記念大会」で、コミュニティ・デザインの山崎亮さんなどと一緒に、パネルディスカッションしました。
全国の市区町村”職員”の創意工夫あふれる取組を発表・表彰する「行革甲子園」について、思いっきりPRさせていただいたのですが、
⇒ 行革甲子園2018
(たくさんの御応募、御協力本当にありがとうございました♪)
その後、全国の市区町村”議員”を対象とした「改革発表会」(いわば行革甲子園の議員版)が開催され、私も見学しました。
特に印象に残ったのが、ベスト1にも選ばれた
兵庫県川西市の会派「明日のかわにし」の「マイナスの会派予算提案書」
これまで会派の予算要望は、予算をつけてほしいという要望が中心でしたが、
社会保障や老朽化した施設の更新などで財政の厳しさが増す中、要求だけでは自治体が破たんするおそれもあり、要求と併せて、既存事業の廃止・縮減も訴えたというもの。
「あれもこれもの予算要望」
から、
「あれと、これの予算要望」
に選択と集中を行ったそうです。
その結果、提案金額を全体としてマイナスにすることから、何を新規提案し、どの事業を廃止するのか、会派内で議論を重ねることができたとのこと。
また、行政側にとっても既存事業の継続理由などを考えるきっかけになったとのこと。
これからの議会・行政の参考になるかもしれません。
もう少し知りたい!
●議場の赤ちゃんの大切な役割
<井上貴至 プロフィール>
<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち」
学生・卒業生への熱いメッセージです!
<井上貴至の提言>
間抜けな行政に、旬の秋刀魚を!
編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2018年6月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。