そんなことはないはずだ、というのが私の判断である。
これまで長年かかって出来なかったことがこに来て急に出来るようになった、というのも本当は不思議な話なのだが、解決出来るものであれば一日も早く解決してもらいたい、というのが大方の国民の願いだろう。
解決するのなら、一日も早く。
9月の総裁選などに絡めないで、今すぐ解決してもらいたい。
しかし、今すぐの解決は無理だろうな、というのが正直なところ。
拉致被害者のご家族の皆さんの心情に思いを致すと何も言えなくなるが、難しいことだけは確かである。
9月の総裁選までに解決できないのに、総裁選が終わったら解決する、というのも変な話で、拉致問題は解決する時には解決するし、その時の総理は必ずしも安倍さんでなくてもいいだろう、というのが私の感想である。
拉致問題の解決を材料にして総裁選を有利に運ぼうなどという姑息なことは、絶対に考えられませんように、と祈っている。
よろしく。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年6月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。