出会いと別れ論:短期的な別れは、別れではない

経営やリバ邸なんかをやってるとたくさんの出会いや別れ、タイミングによる縁の無さなどを日々実感する訳だけど、人との付き合いを短期的に考えてないので、別れ自体はそんなに悲観的ではない(死別は抜きにして)。5年10年スパンでまた再開したり共に仕事をしたりといったことは全くもってある。

一期一会だとか、繋がりを大事にするとか、そういう話でも無くて。むしろ大事にしすぎるあまりに、お互い固執し時間を無駄にした挙句、悪感情を抱いたまま別れることになりかねない。それこそ関係を短期的にしか見てないからこそ、大事にしちゃうんだよね。

人との付き合いはストックでは無くフローで。別れ際に悪感情を抱いてしまうことや、それを当たり散らしてしまうことは本当にもったいない。それは、人付き合いを短期的にしか考えてないからなのだ。長く生きてると、またどこかで合流したり、共に歩むこともある。短期的な別れは、別れではない。

たまたま向かう先が同じで、じゃあ一緒に歩きましょうか、って感じで歩み、でもやっぱり僕はこっち行きますわ、って感じで別れ、また別の人と出会い、歩み、別れ、それでも歩いてるとかつての友人にまた出会う。一生出会わないこともある。

友人とは、定期的に飲んだり遊ぶ関係では無く、例え遠くに離れていて数年会ってなくとも、「そういやあいつ元気かなあ」と思える関係のことだと思ってる。


編集部より;このエントリーは、株式会社CAMPFIRE代表取締役、家入一真氏のブログ 2018年6月22日のエントリーを転載しました。オリジナル記事をお読みになりたい方は、「Ieiri.net」をご覧ください。