小池・川上・川松・音喜多諸氏のもつれた糸を解きほぐす人が必要

物事は、一度捻じれてしまうとなかなか元には戻らない。

もつれた糸を上手に解きほぐすことが出来る器用な人が世の中にはいるが、さて、東京都にそういう人はおられるのだろうか。

下手な人がちょっかいを出すと、大抵はますますこんがらがってしまい、収拾が付かなくなる。
こんがらがった糸玉がますます大きくなって、気が短い人ならいっそ鋏で切ってしまえ、となるところだ。

東京都のTTF(トーキョートーキョーフェスティバル)という小池知事肝入りのオリンピック文化事業の発注を巡って、東京都議会議員の川松真一朗とカドカワの川上量生氏との間で公開討論会が開かれることになるようだ。

小池都政に何らかのダメージを与えたいと思っておられる人にとっては絶好のネタになりそうな話だが、こういう問題は対処の良しあしでその後の展開がガラッと変わってくる。

川松真一朗氏の「小池知事、川上量生氏、音喜多都議の狭間でもがく都議会議員の心情」という記事を拝読した。

当事者間での意見交換が進んでいない段階で、発信力のある音喜多氏が口出ししてきたため、予期しない展開になってしまった、という苦情なのだろう。

ますますこんがらがってしまったんですね、と同情しないでもない。

名前が挙がった皆さんがそれぞれに傷付きそうな案件のように見えてしまう。

ここは、上手に対処していただきたい。
こんがらがった糸を丁寧に解きほぐすことが出来る人に中に入ってもらうのがいい。
東京都には、そういう人がいるはずだ。

小池さんの周辺にそういう人がおられるかは分からないが、こういうことはさっさと片付けられるのがいい。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年7月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。