立憲民主党も国民民主党も、自民党総裁選にもっと言及してみては?

枝野氏、玉木氏(ツイッターより:編集部)

立憲民主党や国民民主党が石破さんにエールを送るようになってしまったら石破さんも困るだろうな、と思ってはいるが、自民党の総裁選は事実上日本の総理大臣を決める選挙なので、そろそろ野党の皆さんも自民党の総裁選に対して忌憚のない発言をされたらどうだろうか。

立憲民主党や国民民主党の方々が何を言っても自民党員の投票行動を左右することは出来ないだろうが、なにがしかの世論形成の材料にはなるかも知れない。

日本の総理大臣を事実上決める選挙なので、私に何らかの影響力があればそれを行使してみたいところだが、私は現在自民党籍を持っていないので総裁選に投票することが出来ない。

首相公選制であれば、投票でささやかでも私の意思を表明できるのだが、自民党員でない大方の国民は自民党の総裁選に関与できない。

自民党の国会議員や党員が信頼に値する人たちばかりだということになれば、すべてお任せしてもいいのだが、自民党の現在の国会議員も党員も倫理観や審美観に問題がありそうで、とても白紙委任するわけにはいかない。

マスコミも似たようなもので、まず頼りにならない。

結局、コップの中の嵐で終わってしまうのかな、などと思っているところである。

そろそろ世論を掻き立てることが出来るような人に登場してもらいたいものだ。

立憲民主党や国民民主党の中には、そういう人が見当たらない。

やはり、小泉進次郎氏かな、と思っているところである。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年8月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。