やはり注目されるのは、小泉進次郎氏の動静

勝ち馬に乗るようなことはしないのが小泉進次郎氏だろうと信じているが、だからと言って負ける人と一緒に自爆するようなこともしないだろうと思っている。

安倍総理からも石破氏からも一定の距離を置いて、自分自身の存在感を高めるためにはどうすればいいだろうか、などということを考えている。

簡単には旗幟を鮮明にしないで、何人かの仲間と一緒に懸命に政治の在り方、国会の在り方、自民党の在り方を探求し、総裁選の幕が閉じる頃に徐に自分たちの考えをアピールする、くらいがいいのではないか。

石破潰し、などと言われる動きには一切加担せず、かつ、石破担ぎの動きにも加担しない。

自分の仲間を集めていれば、総裁選が終わる頃にはそれなりに存在感のある勢力に育っているはずだ。
自民党の中にだけ関心を払うのではなく、自民党を超えて広く国民の声を聞く、というのがいい。
超党派で、若い国会議員を一つに束ねていく努力をすることである。

自民党の中で、自分の思うように動ける人は少ない。
皆、様々なしがらみに縛られているはずだ。

小泉進次郎氏は、最後までフリーハンドでいられる貴重な存在である。
くれぐれもご自分を大事にされたらいい。

いずれは、小泉進次郎氏の時代が来る。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年9月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。