特定の支持政党を持たない無党派層が有権者の40パーセント余りを占めており、最大勢力だ、というデーターがあるようだ。
私が蹶起を促している方々は、大体はこの無党派層の中におられる方々で、私が言うところの穏健保守の方々である。
政治が大きく動き出すのは、こういう方々が目覚めた時で、眠っていても特に差支えがない時はこの方々は眠りこけてしまうようである。
どうやら今は、その眠りこけていてもいい時期だと思っておられるのかも知れない。
まあ、面白くもない舞台が延々と続けば、国会の本会議と同様眠りこけてしまう人が出てくるのは仕方がない。
私自身は一大スぺクタルドラマが始まることを待っているのだが、なかなか始まらないので、大方の観客は舞台そのものに、大して関心がないのだろう。
そういう状況の中で、国民民主党から所属議員が引き剥がされて行っている。
国民民主党から立憲民主党に移籍したからといって、移籍されたご本人に新たな展望が開けるようにはとても思えないのだが、国民民主党にいたままではじり貧になる、とでも思っておられるのだろう。
国民民主党の若い方々にそれなりに応援のエールを送ってきた私からすると、今の状況はとても見ておられないのだが、目下は打つ手がないようだから、ここはじっと我慢するしかないのだろう。私が勝手に命名している国民民主党のゼロの会の方々にいつかは蹶起を促したいところだが、今はまだその時に非ず。
現時点で、いわゆる無党派層の方々に最もアピールする可能性がありそうなのは国民民主党のゼロの会の若手の方たちだろうと思っているが、時を得られなければ、何をやっても結果は出せない。
まあ、玉木さんも、今は我慢の時ですね。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年10月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。