上智大学の学園祭「ソフィア祭」で講演した。海老原嗣生、中川淳一郎と一緒に。人は私たちのことを「地獄兄弟」と呼ぶ。
山形で、就活生の保護者向けの講演があるので、最初の25分だけ講演。私が帰った後だけど…。海老原嗣生×中川淳一郎のこの写真いいなあ。
「働き方」に関するイベントだったのだけど、私は、時間の関係もあり、大学生活で大事にするべきことは何かという話をした。要点はこんな感じ。
・「自分を変えたい」「自由になりたい」と思い、私は北海道から内地に出た。内地に出て、第一志望の大学に入れば何かが変わると思ったら、何も変わらなかった。本を読んで、ロックを聴く。これでは高校と一緒だと思った。
・行動の量が人を変える。人間とは何かということを理解しようと、一時、死ぬほど映画をみた。1日3本。そこには教科書的な合理性とはまた違った人間の姿があった。いろんな生き方があっていいと思った。
・大学2年生になって、勉強も遊びも、アルバイトも、腹いっぱいやった。特にプロレス研究会ではバカなことをやりまくった。気づけば嘲笑は声援に変わり。そして、バカなことをやっている私を見て、中川淳一郎は声をかけてくれた。
・海老原嗣生との出会いは、仕事を通じてであった。意気投合して名古屋で一晩で4、5軒ハシゴをした。
・バカになって、目の前のことをやっていたから、出会うことができた。努力や試行錯誤は、誰かが見ている。
・良い出会いはなかなかない。だから、出会えたときに嬉しいのだと思う。
・大人たちの包帯のような嘘を見抜ける人になってほしい。
・君たちは私たちよりも若い。若いということは、可能性があるということだ。自由であるということだ。でも、来年はもっと若い後輩がやってくる。今日が人生で一番若い日。死ぬほど生きよう。
まるでヒップホップのライブみたいだな。
もっとましなことを言えるように、もっと勉強しよう。