資産設計実践会のメンバー十数名と一緒に、福岡の大相撲九州場所を観にいってきました。生の相撲を観るのは、恐らく30年以上ぶりだと思います。福岡では初めての経験です。
小中学生の頃は、輪島・北の湖時代。5大関がいた大相撲の黄金時代でした。旭国という相撲巧者の渋い力士のファンだったことを思い出しました。
福岡は地方開催ということで、福岡国際センターという会場に足場が組まれ、場内は簡素な造りです。しかし、中に入ると雰囲気は一変します。ムッとする熱気に包まれ、早い時間から熱心なファンが多数集まって、贔屓の力士を一生懸命応援している姿が目に入ってきます。
テレビで見れば、解説を聞きながら、様々な角度の映像を繰り返し確認できます。リアルな相撲観戦では、決定的なシーンも見逃してしまえば、もう観ることはできません。
それでも、やはりライブの相撲観戦はテレビでは得ることのできない魅力がありました。
力士の息遣いが聞こえてきて、取り組みが始まると緊張感が伝わってきます。そして、力士がぶつかり合う時の激しい音が聞こえてくる。これはテレビでは絶対に味わうことのできない迫力でした。
そして、通路に降りていくと、たくさんの出番を控えたお相撲さんが、廊下で付き人を相手に最後の調整を入念に行っているのを見ることができます。周りの雑音を気にすることなく、黙々と勝負に向けて集中力を高めていく。こちらも雰囲気に圧倒されました。
場内には、老若男女たくさんの相撲ファンが集まって、人気力士が登場すると場内の歓声がさらに高まります。応援幕を持ってきて、ずっと大きな声で応援している年配の女性の姿も見ました。子供の可愛い応援の声もあちこちから聞こえてきて、何とも微笑ましい気持ちになったりもします。
不祥事があったり、何かとお騒がせな角界ですが、たくさんのファンに夢や喜びを与えている素晴らしい興行です。
久しぶりの経験でしたが、中入前からあっという間の3時間。また相撲に興味を持ち始めました。
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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年11月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。