修正と改善を繰り返して進む。あたらしい党は史上初のアジャイル政党

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

昨日は「あたらしい党」の予定候補者&事務局スタッフを集めて、朝から晩までぶっ通しで勉強会を行いました。

内容はネット選挙から「選対(選挙対策チーム)」の作り方、選挙を見据えた政策立案、最後は理念やビジョンを共有するためのワークショップと盛り沢山。


選挙の当落を決める一要素、「オーナーシップ」が欠落している自分に気付いた話|小松 樹英(こまつ みきひで)|note(ノート)

(遅刻して反省していた)スタッフが内容について感想を述べたブログもありますので、良かったらこちらもご一読ください。

個人的にもっとも興味深かったのは、ワークショップにおけるコンテンツ「リーダーズインテグレーション」。

きちんとチームで理念は共有されているのか?どういった意識で日々活動しているのか?組織やリーダーに求めていることはなにか?

こうしたものをあぶり出して可視化・共有するためのグループワークです。

設問は3つに別れていて、

・リーダーについて皆さんが知っていること
・リーダーについて皆さんが知りたいこと
・リーダーに知っておいて欲しいこと

これを付箋に書き出して貼っていくわけですが、まあリーダーがいないところで好き勝手に大盛り上がりをしていたようで(苦笑)。

「リーダーについて皆さんが知っていること」では、「そんなに面白くない」というどストレートなディスりから、「頭の中が少年ジャンプ」という詩的な評価(?)まで多岐に渡り、

なぜかオレンジに対する関心が集中し、

誠に申し訳ありませんでした。

さて、今日の勉強会の中で私が党コンセプトとして強調したことの一つが、あたらしい党は史上初の「アジャイル政党」であるということです。

「アジャイル」とは元々「俊敏な」「素早い」という単語で、ソフトウェア開発の手法を意味する文脈で使われはじめました。

仕様や設計の変更があることを前提に物事を進めていき、徐々にすり合わせや検証を重ねていく手法を意味します。

これがソフトウェア開発以外にも派生して、変更を前提にスピードを重視し、前に進みながら改善していくことを「アジャイル経営」などと言ったりします。

以前に視察に訪れたつくば市では、積極的に社会実験を行っていく姿勢のことを指して副市長が自らを「アジャイル行政」と称していました。

まさにこれが、私たちの党の現状であり、コンセプトです。

今まで誰も取らなかったやり方で頂上を目指す以上、想定外の出来事に遭遇することは避けられません。

そこで、核となる信念はしっかり保ちながらも、その他は困難やエラーにぶつかる度に柔軟に修正・改善を積み重ねていく

「そんなの見切り発車だ」
「フラフラしているように見えるだけ」
「失敗を正当化する言い訳じゃないか」

等のご意見はあるかもしれません。しかし歴史ある組織と違い、すべてを固めてから出発することは現実的に不可能です。

ネットを中心とした変化の目まぐるしい情報化社会においては、「アジャイル政党」というあり方こそが最適であると信じ、修正と改善を繰り返しながら前に進んでいきます。

そんなアジャイル政党「あたらしい党」では、統一地方選挙に向けた候補者二次募集を行っております。


2019 統一地方選挙 候補者公募のお知らせ(東京都23区)

すでに締め切っている区もありますが、都内11区でまだまだ挑戦者を募集中!我こそはアジャイルという人材(?)をお待ちしております。


12/22「結党大会」参加者募集のお知らせ

また、12月22日(土)結党大会の参加者募集も開始しました。政治初心者にも楽しめる雰囲気・コンセプトで行う予定ですので、ぜひともこちらにもお申込み下さいませ。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、あたらしい党代表、東京都議会議員、音喜多駿氏(北区選出)のブログ2018年11月17日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。