今の維新や希望の党にどれだけの力があるか疑問だが、出入国管理及び難民認定法の改正についてそれなりの修正が実現するのなら、それはそれでいい。
まずは、お手並み拝見というところだ。
実は、自民党の中にも公明党の中にも政府提案に係る改正原案の修正に期待している方々がおられる。
立憲民主党や国民民主党は修正協議には参加しないようだが、反対、反対のまま政府原案がそのまま通るよりは、修正案が通った方がいいはずである。
無所属の井出ようせい氏が修正協議の場にいないのが、つくづく残念である。
私が見ている範囲では、井出ようせい氏の意見が私とは一番近い。
まあ、野党の皆さんにもそれぞれに思惑があるとは思うが、こういう大事な法案について修正の一つも勝ち取れないのでは、国会議員として仕事をしたことにはならないはずである。
イヤイヤだけなら猿でも出来る…、とは言い過ぎかしら。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年11月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。