友人たちとFacebookでB’zの「Pleasure」という曲に関して盛り上がり。
この曲、もともとは91年にリリースされた「LADY NAVIGATION」にカップリングされていた「Pleasure’91 ~人生の快楽~」が始まりで。その後、「Pleasure」という冠のツアーのたびに、歌詞が少しずつ変わって演奏されている。ライブDVDなどに収録されている。音源で手に入るのは、このカップリングのものと…。
98年に出たベスト盤『Treasure』に収録された「Pleasure’98 ~人生の快楽~」のみ。
その歌詞の変遷について調べている方がいて、面白く読んだ。
B’z「Pleasure 2018~人生の快楽~」の歌詞の変遷に見る27年間の軌跡
思えば、「Pleasure’91 ~人生の快楽~」がリリースされたのは1991年3月。ちょうどバブルが崩壊する頃だ。レコーディングはその前だったのだろうが。このシリーズで毎回変わるのは「あいつ」という名の友人の記録。この「あいつ」の変遷が興味深く。結婚、出産、離婚、旅に出る、旅から帰る…。個人のライフヒストリーでありつつ、平成史とも重なりそうで面白い。
私は前出のベスト盤に入っていた「Pleasure’98 ~人生の快楽~」をちょうど20年前、毎日のように聴いていた。超絶社畜で会社と寮を往復していたときのBGMがこの曲だった。先日、YouTubeでこの曲のライブをみたのだが、朝から何かこう、くるものがあり、ジーンときた。この自分の不安定感や中途半端感はあの頃と変わらないなあと思ったり、でも、この歌詞に出てくるように「守るべきもの」が生まれたり。
さて、今後、B’zの「Pleasure」の歌詞はどう変化していくのだろう。楽しみだ。
編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2018年11月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。