課長島耕作ではなく、課長島「二毛作」を目指すべき

課長島耕作という漫画が、サラリーマンの間で一世を風靡しました。

アウトローな主人公が、仕事で頭角を現し、女性にもチヤホヤされながら、出世していくという、男性読者があこがれるストーリー。自分のサラリーマン人生とクロスオーバーさせて感情移入できたのが人気の理由です。

しかし、仕事だけにやりがいを求める時代は終わりました。旧態然の仕事中心のライフスタイルを相変わらず続けている人もいます。しかし、仕事という1つのことだけを「耕作」するのではなく、自分がやる仕事とお金に働いてもらう資産運用の「二毛作」。これこそ、これからのビジネスパーソンに求められる、お金の稼ぎ方です。

二毛作といっても、2倍働く必要はありません。資産運用は「仕組み」を作ることによって自動化でき、大きな手間はかからないからです。

会社という組織から安定的に収入を得ているサラリーマンには、金融機関からの「信用」という無形資産があります。自己資金を使わなくても、この信用を使って金融機関から資金調達することで「信用力のマネタイズ」ができるのです。

多くのビジネスパーソンは、この信用を住宅ローンに使って、マイホームを購入してしまいます。不動産投資の借金が投資のための借金とすれば、住宅ローンは消費のための借金です。どちらをやるべきかは、言うまでもありません。

二毛作を始めた経験者に聞くと、やる前とやった後では、精神的な余裕が変わってくると言います。不動産投資によって、会社からの給与以外のもう1つの収入源が得られたことによって、精神的なゆとりが出てくるというのです。これは単に収入が増えたというだけではなく、収入源が複線化することで、リスク分散が実現するからだと思います。

課長島二毛作を目指したい。でもやり方がわからないという人は1月に開催するこちらのセミナーに来てください。既に二毛作を始めた人が、その具体的な方法を惜しみなく伝授してくれます。

会社にしがみつくしかない人生から、会社には必ずしも頼らなくて良い人生へ。課長島二毛作も弘兼憲史さんによって、いつか漫画化されることはあるのでしょうか。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年12月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。