立憲民主党に入党したり、立憲民主党と会派を組もうとしている国会議員が相次いでいるので、立憲民主党にそれなりの勢いがあることはどなたでも認められるだろう。
さて、立憲民主党とかつての民主党では、どこが違うのか。
ルーピーと言われた金主の鳩山由紀夫氏や剛腕と言われていた小沢一郎氏が去り、裏方に回って調整役を務めていたのではないかと思われていた仙谷由人氏も今はおられないのだから、変わったと言えば変わったのだが、さて、現在立憲民主党におられる方々の顔触れは如何に。
どうもかつての民主党を再現しているだけ、のような印象である。
若い方々がどれだけ立憲民主党の中で輝いておられるだろうか、と見渡してみたが、立憲民主党で元気なのは大体はかつての民主党のメンバーばかり。
確かに代表の枝野氏はすこぶる元気で、活力に溢れていることは認めるが、どうも新しい政党を立ち上げたような高揚感はない。
参議院選挙を間近に控えて、また選挙互助会が復活するのかな、という程度の感じしかしない。
もっと若い方々を表に出されればいいのにな、と思わないでもないが、実際には難しいのだろう。
かつての民主党の再来でしかない、ということになると、ある程度の議席は確保出来ても、まず、政権の座に就くことは出来ない。
まあ、私の先読みはよく外れるので、特に気にされる必要はないが・・。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年12月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。