先月12月20日、韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊の哨戒機に火器管制レーダーを照射した事件が起きて、日韓の摩擦がさらに増えています。
今、正確に小難しく書きましたが、要するに韓国軍の船が自衛隊の飛行機に対して攻撃を前提としたレーダーを当てたということです。当然ですが、現場で自衛隊側からは緊急周波数を使って韓国海軍の船に、火器管制レーダーの照射にどういう意図があるのかをと問合せました。しかし、韓国海軍の船からは何の応答もなかったことから、日本政府としては、こうした『事実』があったことをすぐに発表しました。
この発表に対して韓国政府は「そもそもそんな事実はない」「遭難した北朝鮮船の捜索の為に使用したレーダーが当たったのではないか」と言ってみたり、今度は一転、「レーダーは使用していない」と反論し、日本政府が打ち出す事実関係に対して二転三転をしてきた訳です。
そこで日本はその当時の記録映像を公開しました。
これは、緊急時に陥ている様子を収めた映像で、映像の中で韓国の駆逐艦に対して自衛隊が呼び掛けている無線の音声も含まれています。この映像にも韓国は「その映像はレーダー照射の客観的証拠とみることはできない。哨戒機が脅威を与えるような低空飛行したことに失望」と日本側に対して、日本側が悪いと反論しました。
これまでも慰安婦問題や徴用工問題の際もそうでしたが、法律や化学的根拠、客観的な事実を掲示しても、それらはとにかくそっちのけにし、自分たちが主張していることが全て正しいと考えてきた国でした。
だいたい対北朝鮮対応で日米韓は共同歩調を取りたいと考えて対応している日米ですから、日本側としては韓国に対して、わざわざ問題を起こす理由がない訳です。
私、事件が起きた当初、韓国海軍の「度が過ぎた悪ふざけ」とか「単なる反日感情」かと思いましたが、これらのやりとり見てるいると、韓国政府も一緒になってやっているのかなと思いました。何故ならば、今の文在寅政権は親北朝鮮であり、徴用工問題でも日本に追い込まれている。こう考えると、韓国側が仕掛けているのかなというふうにすら思えてしまいます。
嘘が嘘だとばれていても絶対に認めない、そして人のせいにする。
これどこかの国と似ていると思いませんか?
そう。
北朝鮮です。
要するに、韓国と北朝鮮は同じ民族なんですね。
民族性とも言えると思います。
実は韓国に対してアメリカも大変不信感を抱いています。
韓国国内における反米感情そして、文政権の親北政策を見て、アメリカは今、米韓同盟の解消や、在韓米軍の撤退を考え始めているというふうに言われています。
もし今、アメリカという重石がなくなったらと考えると、韓国はますます手に負えなくなるでしょうし、暗澹たる気持ちになります。
編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2019年1月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。