防衛省は21日夕、韓国海軍艦艇から射撃管制用レーダーを照射された際の音をインターネット上に公開した。また日本側の抗議やこれまでの証拠提示に再三否定してきたことを受け、
これ以上実務者協議を継続しても、真実の究明に至らないと考えられることから、本件事案に関する協議を韓国側と続けていくことはもはや困難であると判断いたします
との「最終見解」を示し、韓国側との協議を打ち切る意向を示した。
ツイッター上では「最終見解」がトレンド入りして注目。日頃、韓国に厳しい意見を示す右派のアカウントを中心に、一連の嫌韓ムードの高まりを示すような反応が相次いだ。竹田恒泰氏は日韓関係の悪化を希望。
㊗️防衛省 レーダーの音声公開🎉
韓国は世界に恥を晒すことになった。「証拠にならない」とか言うであろうが、世界の目は韓国に冷たい。レーダー照射のお陰で日韓関係が更に悪化。いいぞ、その調子で悪化希望。
防衛省がレーダー問題で最終見解 「音」も公開 https://t.co/K3h4QZTt0j
— 竹田恒泰 (@takenoma) 2019年1月21日
韓国との協議打ち切り 防衛省が最終見解 レーダー照射音公開 https://t.co/XTbNx1stSB
淡々と証拠を上げて、「こいつらは話にならない」っていう姿勢を打ち出してきたのはいいことだと思う。
いい加減、韓国を甘やかすのは日本にとって得策ではない。— しぐ@ガルパンおじさん (@sigzx) 2019年1月21日
異例の事態に、リベラルな外交観で知られる舛添要一・前東京都知事ですら、「文在寅政権の間は日韓関係の修復は不可能に近い」と指摘。
防衛省は、レーダー照射問題の「最終見解」を発表。音声を公表し、韓国駆逐艦が火器管制レーダーを照射したのは明白と結論。その上で、「協議を継続しても、真実の究明に至らない」として、韓国との協議打切りを決定。もうそれしか手がないだろう。文在寅政権の間は日韓関係の修復は不可能に近い。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2019年1月21日
一方で、協議打ち切りに否定的だったり、最後まで反論し続けるように要望する意見もあった。
韓国との協議打ち切り 防衛省が最終見解 レーダー照射音公開 https://t.co/LpmNZQMBjo
個人的には大反対。こちらの目的は再発防止による軍事的偶発的紛争の抑止であって協議打ち切ったらそれができなくなる。協議は続けるべきだと考える。このままでは両軍が不信感をもって警戒するしかなくなる。
— もへもへ (@gerogeroR) 2019年1月21日
最終見解とするのは良いのですが、韓国側が謝罪するまで反論や制裁はキッチリとして欲しいです。
自衛官も日本人です。日本国が日本人の命を軽んじていては国防はなりません。
どうか日本国民を信じて最後まで折れずにいて下さい。— モルコス (@0HymV9wGUNuBbGW) 2019年1月21日
なお、防衛副大臣などを歴任した自民党国防部会長の山本朋広・衆議院議員は、今後も日本から具体的な対応策が出てくる可能性について言及した。
午後、上京。防衛省の担当者が出たり入ったりで、韓国軍レーダー照射事案を協議。本日、1700に本事案への防衛省としての最終見解を公表した。が、日本が韓国に今後どのような対応を取るのかは、まだ確定していない。明日、開催する党国防部会でも制裁を含め具体的な対抗策を求める声が上がるだろう。 pic.twitter.com/lyBmshZwR8
— 山本ともひろ (@ty_polepole) 2019年1月21日