インフルエンザが大流行しています。
皆さんは大丈夫ですか?
先週25日に厚生労働省が発表した数字では、全国の推計患者数は213万人で、先々週から49万5100人の増加です。
1週間で約50万人が増えている、大げさに言えば日本人の50人に1人がインフルエンザを患っている計算です。
厚生労働省の数字と言えば、嘘・捏造・隠匿で、最近が信用がないですが、この数字は大丈夫ですかね?
これも第三者委員会で、役人を入れずにきちんと調べた方がいいかもしれませんね。
ひとまず、この数字は信じることにします。
兵庫県淡路市にある老人ホーム(総定員168人)で、入所者62人と職員12人の合計74人がインフルエンザに感染し、そのうち入所者7人が死亡しました。
また学級閉鎖も相次いでいます。
東京都の幼稚園と小中高校では432の公立校、913のクラスで学級閉鎖の措置が取られ、全国では1月14~20日に休校や学年・学級閉鎖の対応をとった保育所や幼稚園、小中高校は計6274施設にのぼります。
インフルエンザは風邪と違い、異常行動も報告され、昨年は全国で95件の報告事例があります。
タミフルなどの薬による副作用だと思われがちですが、実は薬を服用していない時にも異常行動が報告されています。
特に未就学児や未成年の男子が、高熱で異常行動をとるケースが多いようなので、子供がいる家庭は要注意ですね。
大きな事故にならないように、1階で寝かせるなどの対策も考えた方がいいです。
では、インフルエンザを予防するにはどうすれば良いか。
実はマスクは『感染拡大を防ぐのに有効だが、自分を守る手段としては推奨していない(厚生労働省担当者)』そうです。
インフルエンザの完成経路には『飛沫感染』と『接触感染』の二種類があります。
『飛沫感染』は、患者の咳やくしゃみでウィルスが飛散し、それを吸い込ん事で感染してしまいます。感染予防としてマスクをすることはウイルスを吸い込む危険を低減させるが、防毒マスクのようなものでなければウイルスを完全に防ぐことは難しい上、接触感染は防げない。あえて防ぐとするならば、もう人混みに行かないか、息をしないかですね。
『接触感染』はウィルスの付着箇所を触った手で、自分の鼻や口を触る事で感染しますので、ドアノブなどをなるべく触らないようにする事、そして何よりも、口や鼻を触らないということが重要です。
私は、インフルエンザに掛からない様に細心の注意を払っています。講演を引き受けていながら、インフルエンザを患ってしまったなら大穴をあけることになります。3年前に患ってから、こまめに、念入りに手洗いする事を心掛けています。
指は1本ずつねじりながら洗い、そして次に指の間を、爪の先から手首を1日7〜8回、小まめに洗います。
「ちょっとお手洗い」と言って、時間が長いのは念入りに手洗いしているからです。
編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2019年1月31日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。