こんにちは!黒坂岳央(くろさかたけを)です。
※Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka
最近、「サイコパス」という言葉を、多くの人が知るところとなりました。サイコパスというアニメが出たり、脳科学者の中野信子先生がサイコパスについて、著書やメディアで語られたところも大きいと思います。下記の動画で1分ちょっとでお話をされています。
で、そのサイコパスについて、面白い見解を持つ方がおられたのでシェアさせていただきます。
一般人はサイコパスに勝てない、というのは本当か?
ずっと前から、非常に面白くて、熱心に読ませてもらっているサイトがあります。そのサイトの管理人さまの言うことには、「一般人ではサイコパスに勝てない」というのです。
残念ながら、普通の人間はあらゆる点でサイコパスには勝てません。
「サイコパス」といえば、何か危険なことをやりかねないヤバい人、というのが一般的な捉え方ではないでしょうか。
しかし、彼らは決して「社会の敵」ではありません。
それどころか、サイコパスでない人より能力が数段高く、ビジネスの世界でリーダーシップを発揮し、社会の発展に貢献しているのです。
サイコパスは、人類の進化した姿、と言っても過言ではないかもしれません。
その5つの理由を次のようにあげています。
- サイコパスはモテる
- サイコパスは会話が上手い
- サイコパスは有能な社員
- サイコパスは名医になりうる
- サイコパスとヒーローは紙一重
詳しくは上記リンク先の記事を参照頂きたいのですが、非常に興味深いお話です。この記事を読み、私もかなりの部分に同意です。
端的に言ってサイコパスが一般人と比較して優れている理由、それは彼らが一般人の持つ弱点を取り払った存在だからと私は思います。
コミュニケーション能力に優れたサイコパス
「サイコパスは会話が上手い」と同サイトでは解説しています。その理由を、「サイコパスは他人が自分に対して抱くネガティブな感情は気にしない」といいます。誰しも初対面の人には緊張してしまうもの、でも彼らは躊躇せずに極めて自然体に、好印象を与えながら相手に近づくことが出来るのです。
人との出会いとは、究極的には「数」だと思っています。ナンパもヒッチハイクも同じですが、数を与えればいつかは必ず女の子とお話ができたり、車に乗せてもらうことができます。でも、多くの人を阻むのは「数多くアタックできない」という心理的なハードルなのです。話しかけて断られたり、嫌な顔をされるのは誰しも避けたいと思うのが普通です。それをサイコパスは気にしない、というのです。
さらに初対面の人への「声かけ」について、サイコパスはその質についても優れているというのです。質というのはつまり、雰囲気を察知し、的確な言葉選びが出来るというのです。「数と質」の両面で初対面の人へのコミュニケーションに優れた彼らは、卓越している存在なのです。
ストレス耐性のあるサイコパス
普通の人間はある程度、ストレス耐性があります。仕事ではしばしば、困難な状況に置かれてしまいストレスを感じつつも、なんとか乗り越えているもの。そんな時にはコルチコトロピン(副腎皮質刺激ホルモン)が分泌され、一定レベルを超えるとストレスに倒れてしまうわけです。
しかし、サイコパスはそんなストレスを気にせず、困難な仕事を先送りせずに果敢に立ち向かい乗り越えてしまうというのです。正常にストレスが分泌されない、ということですから一般人がストレスを前に沈んでいる間に、さっさと先に進む力があるというわけです。
トラップレーダーのサイト記事によると、「サイコパスとは一般人が抱える弱点を持ち合わせていない」、という事が、彼らを一般人と一線を画する存在にしていると言えるかもしれません。人間は十人十色で、異なる世界観や価値観を持っているのですが、本質的にはみんな同じです。ある程度のストレス耐性を持ち、感情を抑える力を持ち、継続が苦手で、未知への恐怖を感じるものです。多くの人が回避したいと思うことに、果敢に挑戦していく彼らの生態に、ますます関心を持ってしまいました。
黒坂 岳央
フルーツギフトショップ「水菓子 肥後庵」 代表