先日、豊洲に認可外病児保育室を開設しました。
これは、ソーシャルアクションでした。
「認可外でつくらないといけないくらい、必要としている住民の皆さんがいるんですよ」
そういうことを、江東区役所に分かってもらうための、赤字を垂れ流しながらの捨て身のソーシャルアクションだったわけです。
正直、それで区の姿勢が変わるかどうかは、賭けでした。
もう何年もずっと病児保育予算はつけられてこなかったので、今回も空振りするかも、と。
そうしたら、毎月赤字を垂れ流し続けるこの捨て身の作戦を、どこまで続けられるだろうか・・・。ああ、エクセル見たくない。やばい・・・。
そう思いながら、日々を過ごしていました。
そんな時に、このニュースが飛び込んできました!
ソ ー シ ャ ル ア ク シ ョ ン 大 成 功 ! ! ! ! ! !
やったーーー!ようやく江東区に、病児保育の必要性が伝わったのでした。
こうしたアクションが可能になったのも、有明こどもクリニックの小暮 裕之先生とスタッフの皆さんが、リスクをかけて共に認可外病児保育室を開設してくれたからです。
また、地域の多くの親御さんたちにもアンケートや署名で本当にお世話になりました。
これは、地域のみんなで掴んだ勝利だと思います。
我々の豊洲の病児保育室が認可化されるかはまだ分からないので、赤字垂れ流し捨て身のソーシャルアクションがどういう結末を迎えるかはまだ予断を許せない状況ですが、大きな大きな一歩を踏み出せたと思います。
みなさん、応援ありがとうございました!これからも頑張ります!!
編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2019年2月5日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。