元人事担当役員が語る、新卒の選考基準(前編)

私は、上場企業で5年間人事担当役員を務め、新卒200〜300人くらいは面接して来ました。人事のプロとは言えないキャリアですが、私なりの選考基準をお話します。

(注)私はベンチャー企業かつサービス業にいたので、選考基準にその色が出るかもしれませんが、根っこは同じだと思います。

写真AC:編集部

『出来る奴は、何処へ行っても、何をやらせても出来る。』

①履歴書

・見て1秒で読む気がするか!!!
私の頃の履歴書は全て手書きでした。まず、字が汚いのは圧倒的に不利です。よく「汚くても丁寧に書けば良い!」と言われますが、あんなのウソです。その丁寧は、読み手には伝わりません。また、小さい字でびっしりと書いてあるものも読む気が失せます。読み手が、頑張って読まないといけない履歴書はダメです。

・続きは面接で作戦!!!
履歴書の目的は、採用側に「会ってみたい」と思わせることです。つまり、興味を持って貰えば良くて、自分の全てを書く必要はありません。むしろ、『続きはCMの後で!』のように、「こいつはまだ何かあるぞ。」という印象を持ってもらうのがベストです(^ ^)

長くなったので、後日『面接編』を書きます。

恩田聖敬


この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏(岐阜フットボールクラブ前社長)のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2019年3月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。