プライドの高い教養ある方々のバトルはこんな風にやるのかな、と思って、ニヤニヤしながら眺めているのだが、言葉を大事にする方々がどうも自分の持つ言葉の威力に気が付かないで、遠慮会釈なく相手をやり込めようとしているように思われるので、そろそろストップをかけておきたい。
象牙の府におられる方にしては、妙に喧嘩っ早い。
噛みつきプラッシーみたいだなあ、と思うが、派手にやっておられる割には双方何の怪我がないようである。
まあ、噛みついてはいるが、牙もなく、言葉に多少の毒が混じっているようではあるが、命に関わるようなようなあことはないのだろう。
これも炎上商法の一種かしら、などと思っているのだが、ご本人たちは案外本気なのかも知れない。
随分生真面目な方たちのようである。
私などは、言葉の遊びの一つに違いないと思って適当に聞き流しているのだが、「○○氏への忠告」などといった文章が何度も出てくるようになると、さすがにウンザリしてくる。
教養の高い文化人は、こんな風に言葉をもてあそびながらバトルを繰り返すのかしら。
もう、十分ではないかしら。
それにしても、アゴラの編集長がことさらにこの二人の文章を取り上げているように見えるのが、少々気にかかる。
煽っていませんか?
見ている分には確かに面白いが、何の役にも立たない。
お二人にとっても、多分そうだろう。
呉座勇一氏と八幡和郎氏のバトルである。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年3月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。