高校野球「サイン盗み」疑惑にビデオ判定なし。“頭が昭和一桁”と高野連炎上

アゴラ編集部

スポニチは28日、同日行われた選抜高校野球2回戦の千葉・習志野高校と石川・星稜高校の試合後、敗れた星稜の監督が相手のサイン盗みを疑って習志野の部屋に乗り込み猛抗議し、両校のインタビュールーム周辺は騒然となったと伝えた。

記事によれば、星稜側がサイン盗みの疑いを指摘したのは4回・習志野の攻撃中。

1死二塁から星稜の捕手・山瀬が北田球審に指摘。さらに2死満塁から8番・兼子に初球を投じた後、林監督からも二塁走者を指さして球審へ指摘があったため、審判団が内野に集まり協議。「疑わしい行為はない」とし、大槻・二塁塁審から走者に「まぎらわしい行為はしないように」という注意を与え、試合を続行した

という。結果的には3ー1で習志野が勝利した。

NHKニュースより:編集部

試合後に監督が相手側に乗り込むという異例の事態にはネット上も騒然。Yahoo!ニュース掲載の同記事には28日23時現在で5000以上のコメントがついている。なかでも目立ったのは、「臭いものに蓋体質」で「ただでさえ悪評高い」高野連に対する再発防止策についての要望。

本当にやっていたというのなら、今こそ再発防止の為に会見を開いて映像を見せてはどうかな?
そういうのは臭いものに蓋体質の高野連は予定許さないかもしらんけど。

ニュースに出てしまった以上、高野連はしっかり対応しないと。
ただでさえ悪評高い高野連、然るべき公表を。
うやむやにするな。

と映像確認の導入などが期待されていた。だがNHKニュースによると、高野連は試合後に会見は開いたものの、「サイン盗みはなかったというのが審判団の最終結論。ビデオによる再判定はしない」と報道陣に説明したとされる。

ネットでは「証拠を提出してサイン盗みだと認められたら問題。うやむやにするだろう」と事前にいわれていたが、この予想通りの対応にツイッター上で「高野連」が炎上。

高校野球のサイン盗みの件なかったとかで高野連は結論付けたけど、求めているのはそこではなくサイン盗みをしても罰則がない現在のルールについて議題を広めてほしい。今のままだとやったもん勝ちになってしまっている。

盗まれる方が悪いとか星稜が打てなかったのが悪いとか言って論点ずれてる奴多すぎて草生える。そもそもサイン盗みに対して具体的なルールを決めていない高野連が問題。

と「マナー違反・禁止だが罰則なし」の現在のルールを問題視する声や、

一回戦の横浜戦でも疑惑!二回戦の星陵戦でも疑惑?日本高野連の審判団での判断基準なんてもちろん無い(VTR判定など無いから)高野連の頭が昭和一桁なんですよ!

「頭が昭和一桁」(アゴラ編集長に言わせれば“明治脳”)と嘆く人などが続出していた。