もしもすべての財産や職、家族を失ったら自分はどうする?

こんにちは!黒坂岳央(くろさかたけを)です。
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時々、「元犯罪者が一時の気の迷いで人生を棒に振り、ホソボソと苦しい生活をしている」というネットのルポを読むことがあります。そんな時、思わず妄想してしまうのが、「もしも仮に自分が今持っている財産や職、家族をすべて失ってしまったらどうするか?」というものです。

犯罪を犯すつもりはありませんし、災害に巻き込まれたくもないのですが、「仮にすべてを失ったら、自分はこうする」という妄想を考えるのは意外と楽しいものです。

まずは日銭を確保するところから

職も財産もないところからスタートとなると、まずは食い扶持を確保するところからスタートです。「一年に300万円使うために、300万円を稼ぐ」という体制を継続しても年をとる分、ジリ貧になってしまいますから、「今を生きるための日銭」と「将来を創り出すための収益を生む仕組み」を分けて考える必要があります。

日銭はあくまで日銭、その日暮らしのお金に過ぎません。しかし、将来収益をもたらす仕組みは、今すぐではなく将来の自分が受け取る収益の柱です。「すぐに収益化出来なくてもいいので、じっくり時間をかけて構築する」という日銭を稼ぐ時と異なる思考を持つ必要があります。

日々、メインで取り組むべきは将来の収益の柱であり、日銭はあくまで最低限と捉えるなら、選択する職業は肉体的疲労が小さいものに限られます。昔やっていたコールセンタースタッフはいいかもしれません。これで一日7,000円~8,000円を確保して、住まいや食事、ネットなど生きていくためのインフラを整えます。

日銭の稼ぎ方を変える

とりあえず生きていくための最低限のインフラが整ったら、次に日銭を稼ぐ手段を変えます。アルバイトは通勤の時間やお昼休みなど、業務外の時間も発生するのでこれをカットします。

そのため、「自宅で日銭を稼ぐインフラ」を整えます。自宅で日銭を稼ぐのであれば、時間効率が高まります。すぐに現金が生まれるトレンドアフィリエイトや、クラウドソーシングでネットで仕事を請けることで、アルバイトを辞めます。

これにより、自宅で「日銭用の作業」と「将来の収益の柱」という時間の過ごし方ができるようにします。アルバイト通勤を想定しませんから、都心から離れた格安の物件に住み、生活費を始めとした固定費を極限まで抑えることも可能になるのです。

将来の収益の柱はどうするか?

日銭は時間という資源を切り売りすればなんとでもなります。しかし、考えるべきは「将来の収益の柱」の方です。このまま日銭を稼ぎ続けても未来はありませんので、真に注力するべきはこちらです。

すべての財産を失っているという設定ですが、自分の持っている知識やスキルなどが残っているなら、それを資産に変えて販売します。そうなると導き出される答えは「情報商材」、「アフィリエイト」という答えに行き着くでしょう。

こうしたネットビジネスは「集客から販売まで」を自動化でき、利益率も極めて高く、起業コストは極限まで低いという特徴を持っています。収益化出来ればもはや日銭を稼ぐ必要がなくなりますから、その分大きく時間を空けることができるようになります。

空いた時間で更にまた別のネットビジネスをすることで、ドンドン収益性を高めることが出来ます。このサイクルを作り上げれば、経済的な問題は解消に向かうでしょう。これまでの経験や知識が残っているなら、私ならこういうやり方で起死回生を図ります。

最大の問題は「生きる目的」

経済的問題は頑張ればなんとかなりそうですが、最大の問題は「生きる目的を持つこと」の方です。人生はただ生きていれば満足できる、というものではありません。ただ、銀行の口座の残高が増えるだけでは楽しくもなんともありません。

そもそも、自分自身を幸せにする事には、幸福度の限界があるのは明らかです。自分ではなく、他の人を幸せにする生き方の方が人は幸福度の高い人生を送ることが出来ます。仕事をすることで、社会や不特定多数の人を幸せにすることが出来そうです。

しかし、問題は「家族」です。今の私には家族がいて幸せになってもらう事が生きがいの大部分を占めています。もしも、家族を失ってしまうとなると、人生を生きる目的のかなりの部分が失われてしまうので、経済的に困窮するより、遥かに大きな問題です。

ここまで妄想を進めてきましたが、仕事は失っても家族だけは失いたくないと強く感じてしまいました。仕事はその気になれば、いつからでも、そしてゼロからでもやり直せます。世の中の起業家で何回破産しても復活している人はいくらでもいますし、私も何度もビジネスを立ち上げ、潰し、また立ち上げるということをしてきました。でも、家族だけはどれだけ求めても、一朝一夕に作ることは出来ないのです。

この妄想を経て、「家族>仕事」ということを再認識しました。

黒坂 岳央
フルーツギフトショップ「水菓子 肥後庵」 代表

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