昨日の読売の選挙報道が静かに波紋を広げているようだ。
新聞記者の皆さんは、選挙期間中は中立公正な報道に徹しているように見せる必要があるため、出来るだけ表現を抑える等、様々な工夫をされているのだが、それでも読む人が読めば分かるようになっている。
呉座勇一氏とのバトルで一躍勇名を馳せられた八幡和郎さんが、「けさの読売選挙情勢報道を現代日本語訳で披露」なる一文を書いておられたが、読売の記者が実際に体感されているのは大体こんなところではないだろうか。
新聞報道はこんな風に翻訳して読んだらいい、というお手本を示していただいたようなものである。
そのとおりだ、などと仰る方はどなたもおられないだろうが、まあ、当たらずとも遠からず、くらいのことは言っていいと思う。
なんと言っても面白いのは、福岡県知事選挙に係る選挙情勢報告である。
あの麻生さんがとんでもないピンチに追い込まれてしまっているようだ。
地元では麻生包囲網が敷かれてしまったようだ。
副総理として絶大な権力を誇っていた麻生さんが、とうとう失速する。
多分、麻生さんは福岡知事選挙の結果次第で、自民党のキングメーカーとしての地位から滑り落ちることになる。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年3月31日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。