音喜多さんのあたらしい選挙手法に大きな花丸を差し上げる

ひょっとしたら奇跡が起きるかも知れないな、と思わせるところがあるから、音喜多さんの選挙手法はそれなりに功を奏しているのだろう。

×の数を競い合っているんじゃないか、×の大きさを競い合っているんじゃないでしょうね、などとちょっと辛口のコメントを出しておいたのだが、やはりプラスの面にも目を向けておく必要がある。

おう、凄いことをやっているじゃないか、さすがに若い方々は発想が柔軟で、しかも時代を先取りしているな。
音喜多さんやあたらしい党のメンバーは、ひょっとしたら日本の選挙を変えるようなことに取り組んでいるんじゃないかな。

候補者の動静が一日中分かるような仕組みが既に確立しているようだ。
ポスターにスマートフォンをかざすと動画が見えるような仕組みも用意されているようだ。

音喜多氏ツイッターより:編集部

候補者に関する情報を得たい方々にとっては実にありがたい試みである。
これまで有権者が得ていた情報の何倍、何十倍もの情報を入手することが出来るようになる。

まあ、一見して何の魅力もない候補者についてわざわざ詳細な情報を取得しようとするような奇特な人は少ないだろうから、今回の選挙にどれだけの効果があるか分からないが、仮に一人でもいい結果を出すことが出来たら、次回の選挙から一気に同様の選挙手法が普及するはずだ。

選挙の革命が近いのかな、と思っている。

選挙戦が始まってから2日目を迎えたばかりだが、音喜多さんに大きな花丸を贈呈しておく。

いいものはいい、悪いものは悪い、と言えるように努力しているつもりだが、あれこれ差し障りが大きそうなことばかりで、どうも口を噤んでしまうことが多くなっているが、これは、間違いなくいい。

もっとも、だからと言って、奇跡が起こるなどとは言えないのだが…。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年4月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。