私は含めて年輩者は、結構頑固で、一旦こうと決めたら梃子でも動かないことがある。
四角い頭を丸くしようと思っても、すっかり干からびて柔軟性を失ってしまった素材を元に戻すことは出来ない。
手を打つなら、まだご本人が柔軟性を失う前である。
私が知っている限り、政治家は普通の民間人よりも融通無碍で柔軟な人が多いが、それでも、もうそろそろかなあ、と思う時が来る。どなたとは言わないが、胸に手を当ててお考えになった方がよさそうな人がいることは確かだ。
若い方々の大事な役割は、もうそろそろかなあ、と思われている政治家に対して引導を渡すことだろうと思う。
もはや、あなたの時代ではありません、と若い方々がはっきり言えば、そうかなあ、ということになる。
若い方々が何も言わないから、年輩者が、まだまだ自分には役割がある、若い人にはまだ任せることは出来ない、と思ってしまうようになる。
投票所に足を運ぼうとしない若い皆さんにも相応の責任がある。
いよいよ明日が統一地方選挙後半戦の投票日である。
皆さんの意思を、投票で示していただきたい。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年4月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。