「お金の勉強」は若ければ若いほど効果的

お金の勉強と実践を始めるのはは、若ければ若いほど良いと思います。

その理由は2つあります。

1つは、お金が増えるのには、時間がかかるからです。

(写真AC:編集部)

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資産運用で着実な成果を上げるには長期運用しかありません。短期的に大きなリターンを狙うのは投資ではなく「投機」。うまくいくことは稀で、多くの場合資産を大きく減らすことになります。株式の短期売買や、FXのトレーディングといった取引方法には持続性がありません。

長期でじっくり資産を増やす方が確実性が圧倒的に高まります。ただし、時間がかかります。1年単位ではなく、5年から10年単位で資産を増やすのが理想です。たからお金が増えるのには時間が必要なのです。

そして、もう1つの理由は、金融機関からの借入を活用して資産運用する場合、年齢ともに「お金を借りる力」が小さくなっていくからです。

最終返済年齢が84歳の場合、39歳までなら最長45年のローンが組めます。しかし、そこから年齢を1つ重ねる毎に借入できる期間は1年ずつ短くなっていきます。40代になると誕生日を迎える毎にお金が借りにくくなっていくということです。これは、本人の能力とは関係なく、自然年齢によって決まります。

そこで、資産デザイン研究所では、20代30代の人たちを対象にしたセミナーを企画しました。

<セミナー1> 26歳サラリーマンのボクが7700万円の資産を築いた方法教えます(5/19)

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しかし、20代よりももっと若い高校生、大学生といった学生時代からお金の基本を学べば、更に人生を豊かにできると思っています。

以前、茨城の高校でお金に関する授業を担当させてもらい、その内容を「高校生にもわかるお金の話」という書籍にまとめて出版したことがあります。また、週末に開催した福島県いわき市でのイベントには、高校生が参加していて、積極的に質問してきたのが印象的でした。

日本の教育に最も欠けているコンテンツが「マネー教育」ですが、それは若ければ若いほど効果的なのです。だから、そんな高校生や大学生にも役立つお金の話をいつかまたやってみたいと思っています。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年4月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。