昨日(6月6日)、衆議院の本会議で件の議員に対する糾弾決議が全会一致で可決されたそうだ。
もっとも、当のご本人が欠席したままなので、糾弾決議が可決されてもご本人は大した痛みは感じないのかも知れない。
馬耳東風とか、蛙の面にしょんべん、などという言葉が頭を過るが、いくら反省しろ、などと言ってもまったく通用しない人がいることは確かなので、糾弾決議が可決されたからといって、これで一件落着、とはいかない。
まずは、維新が襟を正すべきだろう。
除名したから後は関係ない、とか、糾弾決議を可決したからそれで終わりと、としない方がいい。
本筋は、やはり懲罰の話だと思う。
国会議員としての資格がない、とまで言うのだったら、国会議員は本来どうあるべきか、ということをトコトン議論してもらいたいものである。
まずは、維新として、国会議員はどうあるべきかということについて真剣に検討してもらいたいものである。
維新の国会議員一人一人が自らの国会議員としての在り方について真剣に見詰め直し、その真摯な反省を元に維新の候補者選定のプロセスの見直しを実施してもらいたいものである。
これまでの維新の候補者選定のプロセスが安直過ぎたのだと思う。
私は、維新が大化けしてくれることを願っている。
維新の候補者は、違う。
さすが維新だ、と言われるようになって欲しい。
そろそろ堺市長選挙の大勢が明らかになる頃である。
維新の明日が益々輝いてくれるのを、祈っている。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年6月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。