紅白歌合戦政治を超えて 本気の選挙を見せてくれ

元衆議院議員の立憲民主党井戸まさえさんのパーティーに親子で出席。パネルディスカッションに登壇。娘を連れて。タレント候補の是非、立憲民主党の今後、我が国の民主主義に足りないものなど語り合う。

忘恩的かと思いつつも
「国民が期待するのは、まっとうな政治であって、紅白歌合戦ではない」
「議論しないアベ政治というが、野党内での議論、野党と利害関係者の議論も足りないのではないか」
「仲良し人事は安倍も枝野も一緒ではないか」
など、攻めている意見も言わせて頂き。


会場から拍手喝采だったのは、「自分よりも、昨年よりも優秀な人を採る」という昔のリクルートの採用ポリシーの話。私の頃はそうだった。政治家はそうなっているだろうか。ベストな候補よりも、勝てる候補というのが今の選挙制度であり、政治である。

衆参W選は行われなかったこともり、参議院選の盛り上がりが懸念される。年金問題も結構だが、参議院選は通常選挙であり、中長期で我が国の未来を考える議論を期待したい。個人的には、当事者世代の候補者たちがロスジェネ問題について言及しないのが気になっている。この件については、今週以降、各紙で批判的なコメントが載るので期待するように。

国民的議論を巻き起こせ。


編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2019年6月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。