娘のベストセラー「しょうがっこうがだいすき」の心温まる書評

秋元 祥治

1万2千部を超える購読者がいるビジネス書評メルマガ Webook of the Day で先日、ういの「しょうがっこうがだいすき」を取り上げていただきましたー!松山真之助さんに書いていただた書評がとっても素敵だったので、ご紹介させていただきます。

「自信」とは、それまでにやったことやできたことからくる確信、やったことないけど今の私ならできるかもしれないという希望、できそうに思えないけど

なんかいけるんじゃない?っていう根拠レスな勘違い、などから成り立っているのかもしれません。そんなことを、付録を読みながら思いました。

小さな成功体験とそれを承認する(みとめる)まわりがいて、「私ってできるかも・・」という自己肯定感の土台が少しづつ築かれていくのでしょう。

本書を使いながら、お子さんの「すごーい、できるじゃ~ん」という機会が、たくさん生まれるご家庭が、全国で増えることを期待しながら、読みました。

絵本の中身そのものについて、だけでなく、この本の成り立ちも捉えていただきつつの書評は読んでいて心の暖かくなるものでした。

ぼくは、正直みんながみんな小学校が大好きでなきゃいけないと思っているわけでないし、学校に行かないという選択もあってよい。

この絵本の内容以上に、ただ、こうして地方にいても、小学生でも思っていることを言葉にすることも、小冊子にすることもできるんだ、ってこと。

インターネットの存在を背景に、誰もがどこにいてもとても低いハードルでチャレンジできる、ってことがなにより伝わったら嬉しいですね。(絵本になったこと、そして多くの方々に結果的に届いたのは偶然、やめぐり合わせもありました…が、子どもが作文をして、それをまとめて印刷屋さんに少量印刷してもらって小冊子にすることは、やはり誰でもどこにいてもできると思います)

松山さん、ありがとうございました!

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■【今日の一冊】~ しょうがっこうがだいすき
小学2年生が贈る入学前後のアドバイス!
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|うい/作 えがしらみちこ/絵
|学研プラス|2019年5月
|ISBN:4052049764|1512円|32P
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__《 この本のツボは? 》_________

私は、仕事がら、著者や出版社から献本のいただくことが多いのですが、本書は、その中でも最も若い著者からいただいた本です。(^.^)

本書は、ういちゃんという小学校2年生の女の子の作品です。
ういちゃんは3人姉妹の一番お姉ちゃん。将来はパンケーキ屋さんになりたいというかわいい女の子。

お父さんはあのオカビズ(岡崎ビジネスサポートセンター)のセンター長の秋元さん、そしてお母さんは副センター長の高嶋さん…。
→ http://www.oka-biz.net/

きっと、ういちゃんは、日頃から人を応援しまくっているお父さんやお母さんの背中をみて育ってきたんでしょうね。だから、きっと「わたしも誰かの役にたってみた~い」なんて、どこかで思っていたのかもしれません。

新しい生活(入学、進学、就職、転職・・)がはじまるときは、誰しも不安がつきものです。そんなとき、ちょっとしたアドバイスがあると、安心できます。ういちゃんは、自身の経験もふまえ、これから小学校にはいる子供達への応援メッセージを絵本にしてくれました。

小学校に入るまでにやっておくといいこと、小学生になったらやるといいこと

・おおきなこえで へんじが できるように なっておこう
・ひらがなが かけるように れんしゅう しておこう
・ゆうきを だして おともだちに こえを かけてみよう

など、当たり前かもしれないけれど、基本になる大切なことがやさしい文章で綴られています。挿絵は、えがしらみちこさんの、暖かく優しい雰囲気で小学校のイメージが伝わります。

親御さんとお子さんが一緒に読むとよい絵本でしょう。

付録でついている小冊子「ビリギャル著者の坪田さんとういちゃんの対談」も素敵です。自信ということへの問いかけが、ふたりの対談の中に浮かび上がります。

「自信」とは、それまでにやったことやできたことからくる確信、やったことないけど今の私ならできるかもしれないという希望、できそうに思えないけどなんかいけるんじゃない?っていう根拠レスな勘違い、などから成り立っているのかもしれません。そんなことを、付録を読みながら思いました。

小さな成功体験とそれを承認する(みとめる)まわりがいて、「私ってできるかも・・」という自己肯定感の土台が少しづつ築かれていくのでしょう。

本書を使いながら、お子さんの「すごーい、できるじゃ~ん」という機会が、たくさん生まれるご家庭が、全国で増えることを期待しながら、読みました。

現在、この本は、ネットニュースやTV番組(王様のブランチ、めざましテレビなどなど)で大変なことになっています。お父さんやお母さんの強力なプロモーションやネットワークがあったからこそですが、一番大切なポイントは、ういちゃんがお父さん(実は、お父さんの秋元祥治さんは、しばらく前にビジネ
ス書を出版しています)を見て、私も・・・なんて思った点です。

思う、声にする、行動する・・・言葉にすれば簡単なことですが、この3つはなかなかできないもの。知らず知らずのうちに、私たちは「こころのブレーキ」を身につけてしまうからです。
本書は、未来のういちゃんにとって、とても素敵な経験になることでしょう。

ういちゃん、すごいぞ!

__《 おすすめ度は? 》___________

★★★★★ + だいすき~

__《 知りたい? 》_______

・小学校へはいるお子さんがいるご家庭の方
・小さいお子さんがいる親御さんの方
・一歩踏み出してみたい方

__《 買いたい? 》_______ 1612位/→位

アマゾン   → http://bit.ly/UIchandaisuki

秋元 祥治  岡崎ビジネスサポートセンター・OKa-Biz センター長
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編集部より:この記事は、内閣府地域活性化伝道師・OKa-Bizセンター長、秋元祥治氏のブログ 2019年7月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「秋元祥治(岐阜・G-net・OKa-Biz)の活動日記」をご覧ください。