NHKから国民を守る党(N国)が21日投開票の参院選で議席を獲得し、政党要件も得たことにより、ネット上では、N国が今後NHKの番組に出られるかが注目されている。
日刊ゲンダイによれば、NHKは参院選の結果を受け、22日に各党代表に議論してもらう「徹底討論 有権者の審判にどう応える」を放送したが、政党要件を満たしたN国と「れいわ新選組」「社民党」の3党の代表が不在。
NHKは番組へ出演条件として、「得票率2%以上」か「党所属国会議員が5人以上」のいずれかという政党要件ではなく、その両方を満たすことを挙げていた。
その理由などに関する問い合わせに対し、NHKは「報道機関として自主的に判断」と回答したという。
また24日付の産経新聞は、N国が政党要件も満たしたことに関連するNHK総局長らの発言を紹介。
24日の定例会見でNHKの木田幸紀放送総局長は、
「受信料を支払っていない人は見られない有料スクランブル化は、NHKが果たすべき公共的役割や機能を根本から毀損(きそん)する恐れがある。
「受信料制度やその公平負担について、誤った理解を広めるような行為や言動については、きちんと対応し、明らかな違法行為は放置せず、厳しく対処したい」
と説明。
また、今後の「日曜討論」などの番組に出演する可能性について、編成局の担当者は、
「与野党同席の場合、選挙結果や国政への参加の状況などを踏まえて、報道機関の自主的な編集権に基づいて判断する」
と話したという。
こうした報道に対しジャーナリストの畠山理仁氏は、「N国を呼ばず、フリーランスの記者もNHK内の記者会見に入れないのに、公共放送を名乗るから受信料でもめる」と、“公共”をめぐるNHK側のスタンスの問題を指摘。
NHKはNHKから国民を守る党を呼ばないと思う。それで公共放送を名乗るから受信料でもめる。 そもそもNHK内の記者会見に、フリーランスの記者は入れません。 公共?
N国党「民意の一つ」=「日曜討論」出演可否は「編集権」-NHK放送総局長:時事ドットコム https://t.co/p09oHHql0q @jijicomより — 畠山理仁 (@hatakezo) July 24, 2019
またネット上でも、「国民の怒りが全く分かっていない」「選挙、国会議員、国民の意思よりもNHK放送総局長の方がエラいのか?」などと怒りの声が上がっていた。
NHK に対する国民の怒りが全く分かっていないようですね。NHKを叩き潰しましょう。
ひどい話ですね。 NHK放送総局長って何様なんですかね。 選挙、国会議員、国民の意思よりもNHK放送総局長の方がエラいのか?
さらに、対韓輸出管理をめぐる24日の世耕経産相によるNHKニュースへの反論を踏まえてか、
本日のNHKニュースで報道された、韓国産業通商資源部長官の会見。主要ポイントについて反論しておく。(続く)https://t.co/tPLIWWdl0A
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) July 24, 2019
「反日プロパガンダに使われるのが我慢ならん」「NHK許すまじ」といったNHKの報道姿勢への不満が爆発していた。
受信料が反日プロパガンダに使われるのが我慢ならんのですよ (´・ω・`)
世耕大臣GJ😊👏🏻👏🏻👏🏻 NHK許すまじ