ブログを20年やってわかった「与えることは、与えられること」

ブログを毎日書いていると、お会いする人から「読んでいます」と声をかけられることが多くなりました。先日はお気に入りのレストラン(写真)に久しぶりに出かけたら、ソムリエの方が読者ということで、盛り上がり、最後は一緒に記念撮影までしてしまいました。

まだ、ホームページだった1990年代から、SHINOBY’S WORLDというタイトルで、20年以上ずっと書き続けています。途中、マネックスの起業の数年間はさすがに忙しく、毎日更新できなかった時期もありました。しかし、今は何があっても1日1回更新をしています。

最初は自己満足で勝手なことを書いていましたが、最近は読む人に少しでも価値を提供ができるように意識して書くようにしています。

そのための大前提として、ブログを読んだ人に、元気になるエネルギーを提供したいと思っています。できるだけネガティブな話題を避け、物事をポジティブに捉える視点を大切にしています。

コップに水が半分入っている時、「半分しか入っていない」ではなく「半分も入っている」と考える。「事実は1つ、解釈は無限」。であれば、少しでも明るく前向きに感じたいものです。

                                <a href="https://www.photo-ac.com/profile/1190445">photoB</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

photoB/写真AC(編集部)

そして、新しい情報を提供することも心がけています。自分の目でスクリーニングした情報の中で、伝える価値があると思うことを出来るだけわかりやすく理解してもらえるように伝える。字数も1000字から1500字に抑えて、情報を凝縮することを意識しています。

その時のポイントは、従来の常識を疑い、新しい視点を提供することです。

誰しも思い込みや偏見によって、自分の行動にフレームを作っています。例えば、資産運用の世界なら「お金は汚い」「投資は危険」「借金は悪いこと」といった「常識」に捉われている人がたくさんいます。そんな過去の経験で構築された「常識」の呪縛から解き放たれることで、より広い視点を持つことができ、今までの自分より一回り成長できるのです。

アンチなファンの皆さまも含め、自分の書いたものに価値を感じてもらえる人がいる限り、毎日更新を続けていくつもりです。

長い間書き続けてきて「与えることは、与えられること」というのをしみじみと実感します。お読み頂いている皆様から、こちらがたくさんのことを与えてもらっていることを再確認し、日々感謝です。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年7月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。