自民党都連・都議団の皆さんは、くれぐれも悪あがきはされないことですね

まずは、2020年東京オリンピック・パラリンピックを成功裡に終了させることに全力投球していただきたい。

東京2020オリンピック1年前セレモニーに出席した小池知事(都知事公式Facebookより:編集部)

東京オリンピック・パラリンピックの主催都市である東京都知事の座を巡って、現職知事の小池さんと政権与党の自民党が相争っているような絵を作ってしまうと、オリンピックが齎す高揚感が大きく削がれていくことは確かである。

小池都知事に大きな失政があり、大方の国民が都知事の退任を求めるといううねりが起きているのならともかく、私が知る限りはそういう動きはどこにもない。
自らの報酬を大幅に削減しながら、結構一生懸命にやっているじゃないか、というのが私の率直な評価である。

個人的な怨念に凝り固まった一部の国会議員OBや都議会議員の中からリベンジを叫ぶ声が上がっているようだが、2020年東京オリンピックを目前にして今は無用な争いを仕掛ける時ではない。
揉め事や争いごとは極力避けて、関係者みんなでオリンピックの成功に向けて手を結ぶ時である。

幸い、いいタイミングで面白い記事が今日のアゴラに掲載されていた。

都知事選まで残り1年。何が争点か(上) — 伊藤 悠

まだ続きの文章があるようだが、この記事を読むだけである程度のことは分ってくる。

担がれれば都知事選挙に名乗りを上げてもいい、という人が一人や二人はいるだろうが、平地に乱を起こすようなもので、まあ、お止めになった方がいい。

もっとも、まだ止め男の出番ではなさそうだが。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年8月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。