おとといは伊丹から新千歳に飛び、北海道大学公共政策大学院の研究会で話をしてきました。
25日の北大公共政策大学院のグローバリゼーション研究会では一般社団法人RFCの藤沢烈さんを迎えて社会事業コーディネートのケースを学んでいます。 pic.twitter.com/DAnIc7N2WL
— YOSHIDA Toru 吉田徹 (@yoshidatoru) 2019年10月25日
フランス政治を専門とし、学生時代から25年来の付き合いである吉田徹教授の招きによるものです。テーマは自由でしたが、「社会事業コーディネーターの可能性」と題し、東北復興や宇和島復興、こども宅食まで幅広い事例を紹介しながら、行政だけでなく、NPOや民間企業が公共に関わる重要性・意義について説明しました。大学生の皆さんがとても熱心で、30分もオーバーしてしまいましたが笑、少なくない方がNPOというキャリアについて関心をもって頂けたと思います。
少し印象的だったのが、もともと国家公務員を志していた方が、昨今の官僚な過酷な状況を憂いて、当初の意に反して民間企業に進むことを決めていたことです。二人もいました。
北大で講演しましたが、官僚を辞退し、民間に進む方が二人いました。予想以上に官僚というキャリアを忌避する若者が増えつつあります。 https://t.co/aHhr6Kwd2W
— 藤沢烈@人生100年時代の国家戦略 (@retz) 2019年10月25日
これ、急速に進んでいます。役所の採用方針というか人材を集める方法が変わらないと急速に社会から遊離します。専門職の確保も本当に大変みたいです。
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) 2019年10月25日
私の論調は、民間非営利組織をキャリアとする方が増えてほしい、ということでした。同時に、自治体職員や、国家公務員として働く方が維持されることも、同様に重要なことです。
官僚の成り手が減っていたり、退職する方が相次いでいる要因は、与野党の国会対応(日程闘争)にあります。与野党を越えて、どうかこの問題に迅速に対応頂けないかと考えています。
北海道はちょうど紅葉の季節で、小樽・余市にも少し足を伸ばしました。他方、関東・東北は大雨により再び大きな被害が生じています。各地の復興支援の取り組みを加速させます。
編集部より:この記事は、一般社団法人RCF 代表理事、藤沢烈氏の公式note 2019年10月26日の記事を転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は藤沢氏のnoteをご覧ください。