#壇蜜結婚 著名人の結婚に「●●ロス」と言うのは、もうやめにしないか

壇蜜さんが結婚した。お相手は、『東京都北区赤羽』などでしられる漫画家、清野とおるさんである。
※編集部より:プラグインは清野氏ツイッターより

おめでとう。

人生、山あり、谷あり、モハメド・アリ。
上り坂、下り坂、まさか。

そんなことの連続だが、二人で力をあわせて、断固として前進し、強固な意志と固い団結をもって幸せを勝ち取ってほしい。国家エゴイズムをむきだしにして権力者どもが争闘をくりひろげ、いたるところで硝煙がたちこめる現代世界の危機を力をあわせて乗り越えてほしい。歴史を画する反動攻撃を木っ端微塵に粉砕すべく、総力をあげるのでなければならない。

二人は存在自体が強烈なコンテンツである。市民は二人に勇気をもらっている。支配され辛酸をなめさせられている労働者階級・市民の国際的に団結した闘いを鼓舞し、戦争放火に狂奔する権力者どもを震撼せしめるアジテーションを期待する。

結婚しても、ますます進化、深化した表現を、世界に。この猖獗した時代だ。沈黙という暴力に慣れてはいけない。表現の散弾銃の銃爪をひけ。

著名人が結婚すると「●●ロス」と言う輩がいる。彼ら彼女たちの生きがいなど歯牙にもかけぬ、人権を踏みにじる笑止千万の妄言である。だいたい、●●さんはあなたのものなのか?さらには結婚したら、配偶者のものになるのか?

違う!

結婚してもしなくても、●●さんは私達とともにあるし、交際相手がいても、法律的に結婚していてもその人のパートナーではあっても、所有物ではない。●●ロスなどと連呼するのはもうやめにしないか。

結婚して、深くなった壇蜜を見たいし、清野とおるを見たい。皆で一緒に、新しい世界を見に行けると解釈しないか。二人の結婚は、世界の宝だ。おめでとう。

最新作、よろしく。


編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2019年11月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。