首長に人を得れば、相当のことが出来そうだな、という思いが日々募っている。
現時点での国会は、多少構成員の顔触れが替わっても大したことはないだろうな、と言わざるを得ない。
しかし、地方自治体の場合は、首長が変われば自治体行政も議会もガラッと変わるようなところがあるから、日本の政治の在り様を変えていくための早道はまずは首長ポストを取ることにあると言ってもいいかも知れないな、と思っている。
大阪は、府も市もこれに成功した。
やはり維新の創業者の橋下氏が傑出していたためだろう。
水面下でそれなりに改革を求めるエネルギーが溜まっていたのだと思うが、私には如何にも橋下氏が無から有を生み出したような印象がある。
大阪の維新にも色々な人がいるようだから、一括りに維新はスゴイ、などと誉めそやさない方がいいとは思うが、それでも大阪の維新は大したものである。
少なくとも、大阪では自民党を凌駕する勢力を誇示している。
日本の国家運営は、どうも行き詰まっているように見えて仕方がない。
腐っているとまでは言わないが、如何にも澱んでいる。
大掃除が必要だな、と思うが、大掃除をやってくれそうな人が見当たらない。
さて、どうしたらいいだろうか、と考えているところである。
うーん、これは地方から国を変えろ、ということかな。
そろそろ地方から国を変えるという動きを本格化した方がいいんじゃないかな、と思っているところである。
地方自治体の長にはそれなりにいい人がいるようである。
その人たちを糾合できるような仕組みを作ることが、今、求められているのではないだろうか。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年12月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。