こんにちは、東京都議会議員(町田市選出)のおくざわ高広です。
今日は、来年度予算策定に向けた各会派からの予算要望を行う機会があり、長谷川副知事、武市財務局長に対し、政策提言をさせていただきました!
その様子は、無所属 東京みらいのHPよりご覧いただけます。
画像をクリックすると、資料をご覧いただけます。
冒頭に、
私たちは、予算獲得をゴールと考えてはおらず、この政策提言をベースに議論を重ねていきたい。
その先にいる、都民の皆様一人ひとりに届くまで、取り組ませていただく。
とお伝えしてから、提言を開始しました。
まず、2040年代の東京として「世界一輝く都市」を描き、そのために向き合わなければならない課題を提示しました。
次に、課題を乗り越えるために必要な5つのパラダイムシフトと4つのキーワードをお伝えし、重点項目について説明を行いました。
1.重点項目①「児童虐待の根絶に向けた未然予防ループ」
こちらは、是非斉藤れいな都議のブログをお読みください。
一言で言うなら、
「児童虐待が起きてから対応するのではなく、
児童虐待が起きない環境をいかにして整えていくのか」
という視点を強化すべきということです。
2.重点項目②「女性活躍という言葉をなくす5つの提言」
こちらは、是非森沢きょうこ都議のブログをご覧ください。
一言で言うなら、
「これ以上女性活躍を求めるのではなく、男性の家事参加を促進することで、
女性も男性も、家庭と仕事を両立し、自分らしく暮らしていく環境をいかにして整えていくか」
ということです。
先日、2019年のジェンダーギャップ指数が過去最低の121位という報道がありましたが、これまでの延長線上にはない施策が求められています。なお、男性の育休取得が夫婦関係満足度や追加出生意欲の向上にもつながるという点から、人口減少社会への処方箋としても有効であると思います。
また、この項目については、株式会社インサイトテックの協力を仰ぎながら、政策提言へと結びつけることになりました。
男性の育休取得に対して、何がハードルになっているのかを可視化できたことは、これからの政治の在り方に一石を投じるものであると考えるものです。
3.重点項目③「東京都教育委員会の機能転換」
私からは、子ども一人ひとりの可能性を最大化する学びを、全ての子どもに届けるための方策として、
東京都教育委員会の機能転換を提案しました。これについては、後日詳しく書いていこうと思いますが、以下4つの機能を強化していくことが重要であると指摘しました。
✓大学と連携した「教育ビッグデータの収集・分析」
✓TEPROを活用した「外部人材の発掘・育成・コーディネート」
✓義務教育における「家庭・地域間格差の是正」
✓教員の採用・評価・育成システムの刷新による「教職員の指導力の最大化」
東京都が長期戦略を策定すると表明して以降、半年間にわたり、取り組んできたことが一つの形になったことは大変感慨深いです。
8月にブログで書いた中間報告で、方向性や都の果たす役割については述べていましたが、その実現のために、何をすればいいのか、ヘッドピンはどこにあるのかと議論と調査を重ね、また質疑を通じて都の姿勢を明らかにしてきました。
また、この作成に当たって、先述の株式会社インサイトテックの伊藤代表をはじめ、視察を受け入れていただいた方々や、タウンミーティングに参加して意見交換を行ってきた方々、区市町村宛のアンケート作成に助言いただいた議会局職員の方々など、政・官・民・学、様々な方々のお力添えがありました。改めて、心から感謝申し上げます。
そして、この一年、様々なハードルをともに乗り越えてきた斉藤れいなさん、森沢きょうこさんの二人に心からの感謝伝えます。
ありがとうございました!
そして、これからもよろしくお願いします!!
とにかく!これからが本番です。
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編集部より:この記事は、東京都議会議員、奥澤高広氏(町田市選出、無所属・東京みらい)のブログ2019年12月19日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおくざわ高広 公式ブログをご覧ください。