コロナウイルスに関係なく通勤電車に「乗ってはいけない」

中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が深刻な問題になるリスクが高まっています。日本では、隣の国の他人事と思っている人が圧倒的ですが、日本国内でも2人の感染者が出ており、中国が春節の休暇に入るこれから更に感染者が増加することは確実です。

感染リスクを下げるためには、とにかく人混みを避けること。特に、危険なのが混雑している通勤ラッシュの車内です。狭い空間にたくさんの人が押し込められて、車内の空気は最悪。もし、新型肺炎に感染している人が乗り込んできたらと思うとゾッとします。

今回の新型肺炎に限らず、そもそも通勤電車には大きなリスクとストレスがあります。知らない人たちと密閉された空間にいるのはストレスで寿命を縮めますし、ホームから転倒するリスクや酔っ払いに絡まれたり、痴漢に間違えられる危険性もあります。

通勤ラッシュの電車に乗らないようにするにはどうしたら良いでしょうか。

まず、オフィスに通勤して仕事をしている人なら、フレックス制度を使って混雑している時間をなるべく避けるようにする。また、在宅勤務が可能ならなるべく通勤しないようにすることです。

それが難しいなら、住む場所を変えること。食住接近で家から歩いたり、タクシーで1000円くらいの近くに住めば、ラッシュの満員電車に長時間詰め込まれることから解放されます。

それも難しいなら、最終解決法はサラリーマンをやめることです。通勤してみんなと同じ時間にオフィスに通うというライフスタイルを捨てれば、自由に時間をコントロールすることができるようになり、通勤地獄から解放されます。

コロナウイルスによる被害がこれ以上広がって、中国の他の都市でも封鎖措置になったり、他国でも被害が広がれば実体経済にも悪影響が広がります。株価の動向にも注意しておいた方が良いでしょう。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2020年1月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。