あまりにも視察内容が満載でブログ更新が追い付かないため、本日のブログでは先日ロサンゼルスで訪問したセンターピボット農場から書きます。
センターピボット灌漑システムとは、乾燥地域でも大規模に作物を栽培できるように川や地下水をくみ上げ、自走式の散水管に圧送し、平均半径400mにもおよぶ円形農場に水をまくシステムです。
実際に農家に方に見せていただきました。
生活排水もリサイクルという観点で使うことができ、広大なアメリカの土地ではこういったシステムが導入されています。人の負担が軽減されるわけです。
私も初めて見たので大きさに驚きました💦!
そして、本日はまずシリコンバレー最大のインキュベーション施設であるPlug and Playにある福岡県サンフランシスコ事務所へ。
Plug and Play とは「大企業 」×「スタートアップ」のイノベーションプラットフォームです。
若い世代の皆さんはよくご存知かと思います。
こちらでは福岡県の県庁職員(駐在1名)と現地採用4名という体制になっています。
福岡県内企業の海外進出支援、海外企業の県内誘致、県産品の販路拡大支援、観光客誘致、学生の交流支援が主な業務内容です。
シリコンバレーに事務所を構えるメリット、実績、政治家の議会訪問による交流等について、千葉県で活かせることがあるか意見・情報交換等を行いました。
北米では福岡県の他、兵庫県(シアトル)と神奈川県(ニュージャージー)が事務所を構えています。
特に福岡県では飯塚市とサニーベール市が姉妹都市関係にあるため、積極的に交流を図っています。
施設内も見学。
大企業とスタートアップが混ざり合うコワーキングスペースのシリコンバレーのPlug and Play を実際に見ることができ、ひそかに感激していました。次に我々はカリフォルニア州サンノゼ市に向かいました。
サンノゼ市は私も1度しか訪問したことがないので、今回2回目。サンノゼ市役所の危機管理局へ。
サンノゼ市危機管理局では、災害発生時の体制等についてご担当者からヒアリングを行いました。
サンノゼ市ではこの5年間で地震に備えるためにロードマップ作り等に力を入れています。
各市でリソースを共有する制度や、コミュニティの研修、住民が停電した際等にレポートする情報収集アプリの活用など、様々な取り組みをされている中で、やはり一昨日、昨日とロサンゼルス市で調査したCERTの話も出てきたので、いかにカリフォルニア州でCERTが重要な役割を担っているのかということを再認識しました。
また、ご存知のようにアメリカは多くの国・人種が暮らしており、サンノゼ市でも86言語が話されているということで、人種構成の多様化に伴い、文化等の違いから、非常時の対応が異なることが課題として挙げられていました。
これから日本でも課題となる可能性が高いですね。
本日はあと2か所、楽天アメリカと海外進出している味噌ラーメンの田所商店にも視察に行きました。
さすがに疲れ切って眠いので、今日はここまでとします。
ちなみにサンノゼ市の議場がとてもスタイリッシュで格好良かったです↓
編集部より:このブログは千葉県議会議員、水野ゆうき氏のオフィシャルブログ 2020年1月24日の記事から転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、「水野ゆうきオフィシャルブログ」をご覧ください。