こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
参議院予算委員会。蓮舫議員の質問を傍聴してきたけど、桜を見る会一本槍で貫徹。凄いな。公文書管理などで頷くところがないわけではないが、こんな追及だけで本当に良いのだろうか?でもあれだけの政治家なら合理的に行動しているわけなので、このスタンスを支持する人が沢山いるのだろう…もやもや。
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) January 29, 2020
いよいよ昨日から、国会の華である「予算委員会」が参議院でもスタートしました。NHK生中継が入るということで、各議員も一層気合を入れて望む大舞台です。
私も明日に向けて自分の原稿調整・最終レクなどをしながら傍聴やテレビ視聴をしていたのですが、いやあ緊張してきましたね…。
バタバタしているので、今日は少し参議院に関する小ネタだけ紹介したいと思います。
実は参議院の予算委員会は、衆議院と仕組みが違います。というより、全国会の委員会質疑の中で、ほぼ参議院予算委員会だけに「片道方式」という独自のルールがあるようです。
通常の委員会質疑「往復方式」では、各委員に持ち時間が割り振られ、その時間内で質問・答弁の両方が行われます。
なので、答弁者がずっとダラダラしゃべっていると「話がなげえよ!」「答弁の引き伸ばしによる、質問つぶしだ!」という騒ぎになりますし、実際にそういうやり取りが衆院の予算委などではよく見られます。
結果、持ち時間が30分なのに、質問者が喋っている時間は7,8分程度だった…ということが起きるわけですね。
これに対して「片道方式」だと、質問時間のみがカウントされ、答弁時間中は時計が止まります。15分の持ち時間なら絶対に15分、質問者がしゃべれる。
これなら質問者は答弁時間を気にせずにじっくりと聞けますし、質問を細かく詰め込むこともできます。
答弁がどうなるかによってトータル時間が変わるので、委員会運営自体はやりづらくなる面があるかもしれませんが、質問者側にとっては有利な形式であると思います。
ちなみに都議会でも、すべて委員会質疑は「往復方式」でしたので、片道方式は新鮮ですね^^
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ということで、本日の私の質問持ち時間は13分、トータル時間はその2.5倍で計算されて33分となっています。
短いことには変わりがないので、いかにわかりやすく実のある内容を詰め込むか、ずっと原稿を読みながらにらめっこしています…計算できるだけに準備が全てだ。。(私はきっちり原稿を用意して基本的に読む派です)
予算委員会はどうやら正常化された模様。良かった!スケジュールが若干前倒しで進行しており、私の出番は11時頃になりそうです。質問通告書も公開しております。NHKテレビ&ネット中継あり。異色のタッグマッチにぜひご注目下さい!
【参議院インターネット中継】https://t.co/dwhs5hawGc pic.twitter.com/r2pKSHnNSR
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) January 29, 2020
予定では30日の11時頃となりそうです。
意気込みはブイログでも語りました。意をキリキリさせながら直前まで準備を重ねて参りますので、ぜひご注目いただければ幸いです。
その後には財政委員会があってダブルヘッダー、こちらは「往復方式で12分」なので、瞬殺で終わりそうですけど。。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会、地域政党あたらしい党代表)のブログ2020年1月29日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。